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vol.14 子どもの自己主張と協調性

長女ちゃんは今日も朝から鼻血を出して、バタバタしながら家を出発していった。


今年から小学校に入学し、約1ヶ月が経とうとしている。はじめの1週間は慣れない人・環境での生活に、目に見えて疲れが溜まっており寝落ちすることもあった。


しかし、子どもの順応性とは凄まじく、次の週からはいつも通りの生活リズムで過ごせるようになった。


もちろん子どもなりに感じることやこれまでの生活の違いに戸惑うこともあるようだ。


うまく伝えられない気持ちを見落とさないよう、こちらも小学校での出来事をあれこれ聞いたりするが、わたしたちが不安に感じたことを悟られることがないよう注意を払っているつもりだ。


保育園と違い直接先生と会う機会が急激に減少し、娘の話しを聞くしか小学校での様子を知る方法がない。


それ以外に娘の様子を知るとすれば、近所のお友だちからだ。
休みの日は一緒に遊んだり、入学前から交流がある子たちだ。


娘の話しだけでは分からないこともたくさんあり、面白いな~と思う反面、心配に思うことも多々ある。


長女ちゃんは自分の意見をハッキリ言える方で、簡単にいえば自己主張が強い子だ。


わたしはこうしたい!と、リードしたがるタイプといえるだろう。


その内容が正しい、正しくないは別の話しであるが空気が読めなかったり、協調性に欠けるといった場面をたびたび見かける。


5歳まで一人っ子として生きてきた長女ちゃんは、家では自分が1番優先される存在であったため、家以外の環境でもそのスタイルで接してししまい、"譲り合う"という気持ちに欠ける印象がある。


これはわたしたち親の責任にでもあるな~と反省している。

次女ちゃんが産まれてから、自分だけが1番ではないことを知った長女ちゃんは、お姉さんだから我慢しよう!とはなかなかならず、次女ちゃんばっかりズルいとよく不貞腐れている。


わたしは"お姉さんなんだから"という言葉は極力使わないようにしている。


まだまだ小さい女の子の長女ちゃんに、お姉さんだから我慢しなさいと思うことはあまりない。


ワガママを言われても、"まぁそうだよね、自分のことを1番にかまって欲しいんだよね"と、割と冷静に思えることが多い。


ただ、それは時間に余裕がなかったり、同じ場面で何度もダダをこねられると話は別である。


自分の気持ちを素直に伝えられることは、これから生きていくうえで大きな武器になると思っている。


しかし、自己主張ばかり強調され周りの意見や空気を読めないとなると、それはただのワガママとなる。


相手の気持ちをくみ取りながら、自分の気持ちを伝えることは大人でも難しいことだろう。


なのでわたしは長女ちゃんの気持ちを聞きながらも、必ず自分の意見も話し伝えるようにしている。


小学生低学年の子どもは大抵は自己中心的な世界で生きているのではないだろうか。



相手の気持ちを想像出来るようになるよう、何度も何度も伝えていくことが大切なのだろう。

そういった家族や友だちとのやりとりのなかで、協調性を身につけてもらいたいと願うばかりだ。

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