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vol.17 お姉ちゃんの気持ち

本日はお休みの土曜日だが、子どもたちは平日と変わらずいつも通りの時間に覚醒。


もう少し眠りたいわたしと、早く起きてと起こしてくる娘たちとしばし格闘するも、あえなく撃沈し早々から1階へおりて録画していたアンパンマンを見始める。


長女ちゃんが大きくなってからはご無沙汰であったアンパンマン生活を再び送っている。


アンパンマンの力は偉大で、家で見せていなくてもどこからか自然と覚えてきて、いつの間にか生活の一部になっている。


そんなアンパンマンだが、結局長女ちゃんの方が真剣に見ているのがまた面白い。


6歳と1歳の子どもでは遊び方にもだいぶ差があり、一緒に遊ぶことももちろんあるが、各々でスキなことをしている時間も多い。


それはわたしたち親にも言えることで、長女ちゃんと次女ちゃんでは遊ぶ内容にも違いが出てくる。


長女ちゃんであればトランプをしてみたり、バトミントンをしてみたり、やはり難易度が高い遊びが主になってくる。


次女ちゃんであれば絵本を読んだり、外にでればただただ砂利を集める手伝いをしたりと、それぞれの年齢に応じた遊びになってくる。


わが家でちょこちょこ悩まされるのが"わたしも高い高いやって!"問題である。


次女ちゃんはもうすぐ2歳だが、小柄なためか体重は10kgあるかないかだ。


小さい子どもが大スキな高い高い。もちろん次女ちゃんも大スキで、きゃ~♡とすごく楽しそうにするため親としても可愛いくてついついやりたくなってしまう。


ここで問題になるのが長女ちゃん。次女ちゃんが高い高いしているのを見ると、長女ちゃんもやってちょうだい!となる。


6歳とはいえまだまだ子ども。当たり前の反応でやって欲しい気持ちは十分わかる。


しかし、長女ちゃんもいまや20kgと大きく成長し、アラフォーのわたしには抱っこをするだけでもまぁまぁ重く、長い時間は正直キツい。


そんな長女ちゃんを高い高いするとなると、こちらの腕力にも限界があり、わたしの力では物理的に難しい状況になる。


だが、子どもにそんな大人の事情は関係なく、できるかな~?と渋っていると"次女ちゃんばっかりずるい!わたしにはやってくれない!!''と、いじけモードに突入する。


あなたはもう大きくて重いから出来ないよ。
心の中ではそう思いながら、旦那にヘルプし高い高いしてもらう。


さすがの旦那も長女ちゃんの体重で高い高いとなるとそう何回もは出来ない。しかも、ちょっと上に持ち上げるくらいでは満足しないため、高めに放り投げるくらいの力が必要になる。


疲れて1回休憩~!というと、わたしには少ししかやってくれない!と不貞腐れる長女ちゃんに、あなたが次女ちゃんくらいのときはいっぱいいっぱい高い高いしてたんだよ、と教えても今を生きる子どもには分からない。

子育てはホントに難しい。次女ちゃんも長女ちゃんのときのように目一杯可愛がりたい。たた、長女ちゃんへの配慮も忘れてはいけない。


よく、長女ちゃんは近所のお姉ちゃんに"小さい子が優先だよ''と、教えられている場面をみかける。


親からすればそう思ってくれると助かるな~というのが本音だが、あくまで親の都合。


どうしても下の子がいると、そちらに基準を合わせようとしてしまうが、わたしだって…と話す長女をみて、長女ちゃんの気持ちをくみ取ることを忘れないようにしたいと思うのであった。


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