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あたりまえの日々

夜勤をして
疲れ切った体を電車に乗せる。

目の前に
ナンパで知り合ったであろう朝帰り二人組が楽しそうに会話してる

それを眺めながら
電車に揺られる

ふと小学生の頃を思い出す。。。


『修学旅行でナンパしようぜ!』

そう声高らかに唱えたのは
クラスのお調子者 小学生にして身長7メートルぐらいありそうな大巨人 見上げなくても電線に止まってるカラスと目が合う デカすぎて逆に探しづらいでお馴染みの【ジラフ太田君】だった。

無垢なたっくんは訪ねた

たっくん『ナンパってなに?』

太田君『…』

顔面が上空過ぎて、声が届かなかった。

とりあえず目の前にある
太田君の膝小僧を頭突きした。

ジラフの変わりに応えたのはクラスの物知り博士
【Dr.丹下】

ドクターは言う

『ナンパとは遥か太古に、原始人がマンモスを狩っていた事と同じで、現代人が異性に声をかける、いわゆる狩りであ〜る!』

そのアンサーに意義を唱えたのは


女子が普段着から体操服に着替える更衣室で
掃除道具箱の中に体を潜め、1限目から6限目まで飲まず食わず、呼吸せず、瞬きせずで着替えを覗き続けた
【伝説の坂ちゃん】

『マンモスは食事の為に狩ってたんじゃないでやんすか?ナンパは食事じゃないでやんすよね?』

丹下は言う

『黙れ変態!お前と会話したら脳が腐るであーる!』

互いに出せる全力の拳を
顎にぶつけあう二人

ティラノサウルスvsトリケラトプス

そんな感じの戦いだった

お互いの顎は砕けてた。

伝説の坂ちゃんはのちに、
『おれは明日から北に向かう』と言い残し、
行方不明になった。現在も行方不明だ。


噂では神秘の森に迷い込み、ユニコーンになった坂ちゃんを見た。 奴が居るらしい。

真相と意味はわからない。

そんな小学生ライフを思い出していると
駅についた。

いなせなボーイと化粧も落ちてるけど楽しそうなガールに、坂ちゃんを見かけたらよろしくと心で挨拶をし電車を降りた。


家の近くにある古びたラーメン屋に入り
ラーメンを食べようとしたけど、居ないはずのチャールズ達の声が頭に響き


チャーハンを注文した

懐かしい味のチャーハンだった


店を出ると雨が降って来た

駆け足で帰る事にした



そんな1日。そんな日常。



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