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特別編 映画の感想

※注意※ 口調が大きく変わっております。
別の人が書いているんだなとでも思って下さい!
また、映画の内容のネタバレがあります。ネタバレ入る時はちゃんと宣言します。(いや、もうそろそろ映画館でやってないだろうと思って今投稿してるんですけどもね)

 最重要 あくまで個人の感想です。

 なんか月一でできたら良いねとか言っておきながら割と早く投稿してるじゃんこいつと思ったそこの貴方!今回は特別編!雰囲気がいつもと違うぞ!

 私は「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画、アニメが好きである。
 かといって、とても詳しいわけではない。ジョジョラーなる者でもなければ、ジョジョ立ちができるわけでもない。ただ単に、作品が好きなだけだ。
 名台詞を一言一句間違えず暗唱できるほど詳しくない。
 絵の雰囲気が得意じゃない人が多いのはよくわかっているので、読者の皆様に勧めるつもりはない。

 事の発端はこうだ。私にジョジョを勧めてきた友人Bさんがいた。私はどっぷりとその作風、世界観、言葉遣い、何もかもにハマった。(まだ7、8部は読んでませんごめんなさい)
 それだけでなく、私はドラマ「岸辺露伴は動かない」も観た。良かった。良すぎた。「スタンド」という原作の概念を取り入れずにかなり奇妙な物語が表現できていると思った。
 原作(4部)でも出てきた彼ら(スタンド)が怪奇現象などの形で現れるのには感動した。
 ある日、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」という実に面白そうな映画が上映されることを知った。
 私はすぐに友人Bに連絡し、「是非一緒に観にいかないか」と言った。
 そこまではよかった、そう、そこまでは…
この後、問題が発生した。
 Bとの予定が合わないのだ。絶妙に。

 どちらかが悪いわけでは全くない。運が悪すぎただけだ。スタンドでもどうにかならない。予定とは決まったものなのだ。変えられるならとっくにしている。
 ということで、私は一人で映画を堪能してやることを決心した。覚悟は既にしていたので、一人ぼっちな状況に嫌という気持ちは全くない。とても楽しみだった。



 突然ですが、ここで問題。デデン
なぜ、私は今回「映画の感想」を執筆しているでしょう?
 チクタクチクタクチクタク

 正解は〜〜〜???



Bに「感想文300字以上で頼みました。」と言われたから〜!!!!

 ああいいよ、やってやろうじゃあないか!
????)やってやろうじゃねえかよ この野郎!

 はい、Bにそう言われました。
投稿したらすぐ友人に言います。その反応は次回でも公開してやろうと思ってます笑
 やっほ、みってる〜?

 気を取り直して、話を戻そう。ドラマは9話くらいあった筈だが、どれも面白かった。高橋一生が完全に岸辺露伴なのだ。ぴったりすぎる。特にジャンケン小僧の回は面白すぎた。(勿論、他も面白かったけど)  ドラマの話はこのくらいにしておこう。

 ところで、私はこの記事で一切補足説明などをするつもりがない。「ジョジョの奇妙な冒険」、「岸辺露伴は動かない」また今映画に出演された方々の詳細を述べることはないので、知っている人にしか伝わらない内容となる。それでも良いという方だけきっと読んでくださっているだろう。
 今になって考えたら、もっと早く宣言すべきだった。(もう遅いけど…)
 「さっぱり何言ってるか分からない!」「いつもの何倍もつまんない!」などと思われた読者の皆さん、本当に申し訳ありません… 私は友人に頼まれたから書いてるだけです。わざわざ公開する必要があるか、といったら無いのかもしれないですけど。
(ごめんよ友人、君が悪いみたいな書き方しちゃって、何も気にしてないからね!)

 以下、映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」のネタバレが含まれます。まだ観てない、という方はここで読み終えるのを推奨します。




 流石に本題に入らねば。
それでは、感想を300字以上述べさせていただく。

 単刀直入に言うと、とてもよかった。いや、大雑把だし、あまりに曖昧でないかという声も聞こえそうだけど、本当によかったのだ。なんというか、衣装の色(制作側が狙ってたのかは分からないけど)、岸辺露伴の過去のエピソード、それと今回のメインテーマとなる「この世で一番黒い絵」の関係性、何もかも。物語を構成し、映画を作り上げる要素全てが素晴らしいものとなっていた。

 ストーリーから触れていこう。まあ、最初は何が何だかさっぱりで、よく分からない描写は続くし、「あなた誰?」というような人物は出てくるし、正直混乱しそうだった。というのも、ドラマの方は、私がジョジョ4部をしっかり知っていたから、予想というか、納得というか、物語が進むにつれて理解できないようなことは特になかった。登場人物は、「ああ、4部のあの人ね」みたいな感じでいけた。
「岸辺露伴は動かない」原作自体は読んだことがないため、知らない話はいくつもあった。ドラマオリジナルがあるのかどうかは知らないし、元が小説の話もあるかもしれない。(ごめんなさい。詳しくないので、下手なことは言えなくって)

 今回の映画は、ずっとワクワク、ドキドキしていた。どんな感じで始まるのか、何故ルーヴルへ行こうとなるのか。どんな人物が出てくるのか。予告もまともに観ないで、完全に予備知識なし、知っているのはジョジョ本編とドラマだけ。そんな状態で観たものだから、とても面白かった。
 てか、思ったよりホラーじゃないの!!!!
怖かったよ… 海外の映画によくある、「バンッ!
びびったでしょ〜」みたいなのじゃないけど、ずっと物語の中に「恐ろしい何か」がいた。露伴先生がオークションで落札した作品を盗んだ人が、うっかり裏にある黒い顔料?に触れたら、ずーっと何かが迫ってきてて、車が迫ってくる音とか、明らかに殺意を持って触った男の人に迫ってくる何か。それを知っているのは当事者と私たち映画を観ている者のみ。黒いのがダメなのか、触るからよくないことが起こるのか。ただ、絶対に近づくべきじゃあないとだけ、私は思った。それに近づこうとしている露伴先生たちは、どんな目に遭うのだろうかと怖かった。どうせ精神力が高い露伴先生は、べっとり「黒い絵」に触れて、「なーんだ、何もないじゃあないか」みたいな感じだろうと思ってた。
 いや、全然違った。寧ろ逆じゃないか。がっつり絵の邪悪さに取り込まれてますが。死者に襲われ続け、この人は誰なんだろうと思いながら、こりゃあいくら露伴先生でも助かるのは難しいのでは、と思った時、少年時代に出逢った女性が現れ、とても驚いた。露伴先生の後悔として映し出されているのだから、死者だと思う。じゃあ、あの時、露伴先生の祖母が経営していた下宿に泊まっていた女性は生きていなかった…? なんだか不思議な気分だった。騒動が終わり、女性と先生が再会し、彼女の記憶を読んだ時に全てが分かった。 なるほど!これはとてもよくできた話じゃないか!と感動した。
 必要なのか?、随分長いな、と思った先生の幼い時の記憶。最初の方から夢によく出てくる女性。
本来回収してくれるはずだった人の死因と、後に絵だけ回収したフランス語を話す男性。度々出てくる蜘蛛。女性の「絵とかには詳しくないから」という発言。(少し妙だとは思ってた、自慢じゃないけど)
そして、ルーヴルでの取材中に出る人物。岸辺露伴、本人ですら知らなかった過去と祖先。

 全てが噛み合い、一つの物語ができたのかな、と思った。 ここまで、長々と書き過ぎた。その割には、こいつは感想をまるで書いてねーじゃねえかと思ったあなた、誠に申し訳ございません。
感想を書くのが苦手なようです。無茶苦茶な文章…
 箇条書きにはなりますが
・とても面白かった、少年時代に出てきた人物など全てが一つの絵に大きく関わるところとか。
・怖かった… 思ったよりホラー寄り。びっくりする系じゃないけど。
・伏線とはいかないが、250年ほど前から今に至るまで、全ての出来事が結びついて、それが一人の日本の漫画家にも関わっていた。この状況に感動した。
・ダサいような気もするが、この映画で「黒い絵を見てしまい、後悔に囚われた者」「黒い絵を見てもなんてことなかった者」「過去に執着している者」
様々な人物が、それぞれの背景も含め、一つの作品を作り上げた、と思った。

 泉くん一番強い説あるな。普段は的外れなこと言ったり、だいぶやらかしたりしてるけど、劇場版ジャイアン的な強さを感じた。
 露伴先生がいつものように漫画を描く前の体操をした時、物語が終わることを感じたが、寂しさより安堵が先だった。(まさか怖い映画だと思ってなかったし… 途中とか誰か死ぬんじゃないかと思ってて、ヘブンズ・ドアーでもどうにもできないのではと思ってたし) 映画が終わっちゃうのは少し寂しいが。

 さて、最後になるが、私は映画のパンフレットを買った。表紙は黒。映画で出てきた黒より黒いことはないだろうが。表にはタイトルが書かれており、裏には何も書かれていない。もし、ここに仁左右衛門の作品が、この世で最も黒く、邪悪な絵があったとしたら、私には何の後悔が表れるのか…
 過去を引き摺りすぎるのはよくない。後ろを見るのが悪いわけではない。だが、後ろばかり見ていると、前から来る物に気付けない。定期的でいいのだ。たまーに、気が向いたらでもいい。少し過去を振り返って、「懐かしいな」と思うだけでも、「ここを直せたかな」と、今の自分と比較し、一つでも成長できているなら良いのではないだろうか。
 普段は、ずっと前を見ている方がいい。その方が何倍も顔が明るく、素敵に見える。忘れるのと、振り向かないのは違う、と思う。 
 何書いてるんだ、自分。



 こんなところまで駄文を書き連ねた長すぎる記事を読んでくださり、誠にありがとうございます。
 最後まで読んでくださった誰かがいるから、私は次回も書こうと思えます。
 今後映画の感想は書くことないと思います〜
 書きながら自分で何書いてるか分からなかったし、感想書く才能は微塵も持ち合わせてないです…
 向いてないことに気づけたのだから、また一歩進めた! そうポジティブに捉えてます!

[本日のどうでも情報]
私は筆圧が強い。濃い字が書けるのはいいけど、明らかに力を入れ過ぎてる。たすけてだれか(´・_・`)

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