片想いTwitter片想い

Twitterくんが終わりかけている今日この頃

そうまさに今日、TwitterくんはTwitterくんじゃ無くなると宣言した…

もう飼い慣らして何年になるか数えなくなる程長い間飼っていた鳥が、昨日まで元気そうだったあの鳥が、死んだんだ。瞬きをする間に僕たちの鳥は天へ羽ばたき感傷に浸る間もなく、急に目の前に現れたのは「X」だった

だ、ダサいよ…何がダサいって、もう、かっこつけたみたいな「X」は私の目には、大学進学して出会ったオシャレなインスタくんに憧れて大学デビューしてみたものの、デビューしきれず垢抜けきってない陰キャそのものに見えた。因みにこれは陰キャを否定してる訳では無いです

そんな変わってしまったTwitterくんを目の当たりにしても、見限ることは出来なかった。よく分からない新しいSNSにも手を出せなかった。私にはTwitterくんが居ないと生きていけないことを実感している

インスタじゃだめなんだよ。誹謗中傷の大海原で倫理も道徳も捨てたキモオタの巣窟みたいな場所ってTwitter以外にないだろ

普通に生活しててTwitterでよく見かける承認欲求塗れの人々、自撮り垢とか病み垢とかエロ垢とか誹謗中傷マンとかそういう思想持ってる人リアルで見たことない

アイツらどこ居るんだって思うかもしれないけど、多分そんなのクラスとか職場とか友達とか家族とかそこらかしこに居て、上手く隠して生きているんだね 自分だって少なからずそうだし

その事に気がついた時、Twitterは誰かにとってうちなる自分を、主に醜い感情や大衆に許容されがたい性癖とかを解き放てる存在なのだと思った

そんなTwitterに群がる人間のことを自分含めて変態だと思う。その変態な部分こそ人間の魅力だと私は感じていて、綺麗な人ばかりじゃつまらないし醜さがあって初めて美は美であれるだろうが

個人的にインスタには、美の押し売りをする相手なのでやはりTwitterとは違う。
醜さを晒せるTwitterは唯一無二の存在なのだ

結婚する相手だって、私は、健やかなる時も病める時も自分を照らして導いてくれるような太陽のような人ではなくて、どんな闇にも寄り添ってくれる夜というか月というか、夜を照らす月明かりくらいの人と結婚するべきだと思うんだ

まさにTwitterのことだ、結婚しよう
そんな事を思いながらこれを書いてたら急に、こんなにTwitterの事が好きなまま大人になった私、にいつか出来るかもしれない子供が可哀想になってきた

「香風智乃のムダ毛処理を手伝いたい」とか「本当のところ、香風智乃にムダ毛がはえる歳では無いので手伝えないのが辛いが、成長してムダ毛がはえだして、それを気にしているチノちゃんはそれはそれで萌える」とか
そんな誰にぶつけることも出来ないけれど、自分の中だけでは処理しきれない行き場を失った私の思考たちはTwitterに吐き出され、世界共通の大海原へと解き放たれる。
ここら辺でツイートをうみだすのって子供を産んでる気分になってきた 子供産んだことないけど

もし何かの拍子に、未来にできるかもしれない私の子供が、親である私の香風智乃ムダ毛ツイートを目撃したらどう思うだろう?
絶望的だろうな…。逆に自分の親がこんなツイートしてたらちょっとだいぶキモいし、この親にしてこの子ありと妙に納得してしまいそうだな。

結果Twitterに肩入れするのは良くないし、子供は今の思想を持ち合わせたままではつくらない方がいいという結論に至った。関係ないけど  子供のことを"つくる"って言うのめっちゃ嫌な感じだ

みんなもTwitterには変に肩入れしないほうがいいかもしれない、でもまあ他人の幸福を一概に決め付けられないから好きにすればいいか!みんながよき航海に出られることを祈っている

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