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旅先でちょこっと自転車

最近、旅先で自転車を借りることがよくあります。といっても、大抵は30分以内に返してしまいますが……

■まずは無料レンタルから

自転車は暑いし寒いし、旅先だと道もわからないから、最初は利用する気になりませんでした。料金も高い感じがして。

初めて使ったのは山形県の酒田と鶴岡に行ったときです。

ここには無料の観光自転車があるらしい。しかも10月というベストシーズン。それならということで利用することにしました。

駅近くの窓口で連絡先などを書いて申し込みます。返却も同じ窓口へ。

非電動のママチャリタイプでしたが、きちんと整備されていて、坂もなく歩道も広かったので快適でした。

旅先の自転車も悪くない。教えてくれたのは無料レンタルでした。

■アプリで格安サイクル

次に使ったのは、今年3月の山口市です。

五重塔に行きたいけど、バスの時間が合わない。観光マップに、30円/15分のシェアサイクルが載っていました。

15分で30円というと、30分でも60円。都内で使ったことのあるドコモのバイクシェアは165円/30分でした。ずいぶん安い。

そういうわけで、ecobikeというアプリを入れてみました。カード払いを設定して準備完了。当日も問題なく使えました。

ただし電動アシスト付ではなかったので、坂の上にある五重塔には行けず。でも新しい車体で見た目も割とよかったです。

1日目90円、2日目60円。やっぱり安い。

■電動アシストは快適

その後、岐阜、福井そして大分で利用しました。

岐阜のシェアサイクルはGifu-rideという名前がついていましたが、使っているのは山口と同じecobike。

自転車のアプリは地域ごとに違うのかと思っていましたが、そうでもないんですね。

Gifu-rideは電動アシスト付。それでも50円/15分と十分格安です。見た目もドコモの赤い自転車を青くしたような車体で、新しくて格好いい。

福井と大分は、ドコモのバイクシェアアプリを使っていました。どちらも電動アシスト付の赤い自転車です。

福井はフクチャリという名前で、110円/30分。大分は、最初の30分は165円、その後は110円/30分です。ちょっと高め。

しかもドコモの鍵は2種類あって、大分で乗ろうとしたときは操作がわからず、しばらく悪戦苦闘しました。

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ところで最近よく見るシェアサイクルは、レンタサイクルの今風の言い方かと思っていたら、意味が違うみたいです。

レンタサイクルは元の場所に返すタイプ。山形の無料サービスはこれですね。

シェアサイクルは複数のポートがあって、どこに返してもよいというものです。今風のシステムではありますね。

■24時間制もあり

先月行った香川・高松では、HELLO CYCLINGという別のアプリを使っていました。これは都内でも見たことがあります。

高松は非電動ではありますが、200円/24時間。HELLO CYCLINGの料金表をみても破格の設定ということがわかります。

そして私が利用した高松駅と瓦町駅のポートは地下に、市役所前のポートもしっかり屋根と壁に覆われたところにありました。

都内を含め雨ざらしのポートが多いので、自転車に優しい街ですね。

ところで高松もシェアサイクル方式ですが、レンタサイクルという名称を使っていました。こういうケースもあるようです。

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さて、これで出揃ったかと思ったのですが、先日行った富山では、基本料金500円を払えば30分まで無料というシステムがとられていました。

自転車の一時貸出サービス、まだまだ奥が深そうです。

香川県立ミュージアムの駐輪場は
入口横の石垣の中にあった。

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