〈扉開く〉📍
漸く待ち合わせの瞬間が怖くなくなってきた。
だけど、慣れは無い。
彼との時間は完全に秘密、
それも変わらないけど
20近く年下の彼に
求めているものは変わっていた。
終始暗い部屋で
何故抱かれたいかを弄っていると、
つながっていたいのは心
何度も裸になって
抱き合ったら妙にフィットしたり、
くるっとしてもふわっと密着してくる空気感も絶妙で、そのまま消えてしまいたくなる感覚は初めてだ。
快感はコンディションや気分、
好きだけじゃ辿り着けない域があるからね
よかったらよかった
自分だけが相性が良いと思っていたらイヤで、
それらしき会話の下では布団で顔を隠す一方、当初から相性はあると言いきる、彼は玄人だ。
自宅に帰り、ソファーに座った瞬間に
さっきまで触れられた胸の先が一瞬おかしくなるのを一人静かに耐えれば
あなたを求める理由と
あなたから離れなくてはならない理由が変化をして混乱する
焦らないで
別れ際が何だか切ない
katz maneki📍
※起点🗝️現在地📍になります
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