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【マスターデュエル】壊獣カグヤで8月デュエリストカップに挑んだ感想

こんにちは、【後攻デッキ】好きのやかんです。
8月「デュエリストカップ」も終わり、ひと段落ついたので後攻プレイヤーの1人として、感想を書かせていただきたいと思います。

8月デュエリストカップ2nd感想

MD実装以降初といえるレーティング戦。
負けた時のマイナスポイントの下限が決められているということで、
試合回数多い方が得する形式と一部で言われており、実際そういう部分もありましたが、それだけで上位狙えるほど甘い戦いではなかったと感じます。

試合回数をこなせる時間。それらの試合でミスせず確実に勝っていける集中力とプレイング力(実際試行回数が多くなるほどプレイングが勝敗を左右する試合は多くなっていくと思うので)、そして環境のメタを呼んで勝率を少しでも上げる構築力。これら全てを兼ね備えた方々がランキング上位に名を連ねられているのだと思います。上位の方々本当におめでとうございます。

一方の私はというと先行有利が極まったともいえる本大会にも、もちろん後攻デッキの【壊獣カグヤ】で出場させていただきました。
先行デッキに爪痕を残すのに、ここで使わずいつ使う!
・・・といった感じです (笑)

そうして1stでも使用した【壊獣カグヤ】で挑んでみましたが、感想としては

・・・なかなか本格的な修羅の道だったなと。

15000ポイント前後までは比較的楽にサクサク上げることができましたが、
それ以降は1敗するだけで余裕で1000PT以上持っていかれるため、勝ち越し続けないとなかなかポイントが増えず、ある程度勝ち越せても、連敗してせっかくためたポイントが水の泡・・・ということも多かったです。

結果は、残念ながら目標としていた1000位以内には入れませんでしたが、
先行デッキにはそこそこ爪痕を残せた結果とはいえるのではないかと・・・

『2ndステージ』
141戦 85勝 56敗

やっぱり後攻デッキは厳しい・・・

デッキ構築

内容は先日書かせていただいた「【マスターデュエル】壊獣カグヤについて長々と語ります」と全く同じ内容ですが、そちらの記事が諸事情により消えてしまったので、こちらの記事で改めて書かせていただきます。また、上記の記事内容も備忘録として別途復元しようと思います。

デッキ枚数:42枚

≪モンスター(36枚)≫
原子生命態ニビル×1枚
獣王アルファ×3枚
時花の賢者-フルール・ド・サージュ×3枚
未界域のビッグフット×3枚
未界域のサンダーバード×1枚
機巧蛇-叢雲遠呂智×3枚
怪粉壊獣ガダーラ×3枚
海亀壊獣ガメシエル×2枚
ダイナレスラーパンクラトプス×1枚
PSYフレーム・ドライバー×1枚
ディメンションアトラクター×3枚
妖精伝姫-カグヤ×3枚
灰流うらら×3枚
幽鬼うさぎ×2枚
PSYフレーム・ギアγ×2枚
エフェクトヴェーラー×2枚

≪魔法(3枚)≫
ハーピイの羽根箒×1枚
ライトニングストーム×2枚

≪罠(3枚)≫
センサー万別×3枚

≪エクストラ(15枚)≫
電脳堺狐-仙々×1枚
混沌魔獣 カオス・ルーラー×1枚
No.23 冥界の霊騎士ランスロット×1枚
No.100 ヌメロンドラゴン×1枚
No.38 希望魅竜タイタニック・ギャラクシー1枚
宵星の機神ディンギルス×1枚
No.97 龍影神ドラッグラビオン1枚
ギャラクシーアイズFAフォトン・ドラゴン×1枚
No.84 ペインゲイナー×1枚
No.77 ザ・セブン・シンズ×1枚
天霆號アーゼウス×1枚
銀河眼の光波竜×1枚
銀河眼の極光波竜×1枚
銀河眼の光波刃竜×1枚
No.68 魔天牢サンダルフォン×1枚

考察

カード1枚1枚に対する解説や実戦での立ち回りに関しましては、復元した記事で解説させていただきますので、今回は本大会で感じたことや投入したカードの雑感を書かせていただきます。

●「引き続き<増殖するG>の不採用」

前回、前々回に引き続き<増殖するG>を不採用なまま、挑戦を続けていますが、今のところそれなりに吉と出ていると感じています。というのも本大会では<増G>が効かない【ふわんだりぃず】が非常に多かったからです。<エクレシア>の抜けたこのデッキは基本対面不利で、実際何度も煮え湯を飲まされましたが、<増G>を抜いたことによって、完全に腐るカードは<アトラクター>くらいになったため、持っている手札をフル活用してギリギリ捲れる場面も多くなった印象です。
また、他の先行制圧デッキに対しても、<うらら>を強く使わせないことによって、手札が無駄に1枚減った状態で後攻1ターン目を迎えるということが減り、幾分か捲りやすくなったと感じます。また、<増G>が抜けた分、<うらら><抹殺>が刺さらない他の誘発を引き込む可能性アップにも繋がったといえます。

●「<アトラクター>の復活」

やっぱり<アトラクター>を積めるのはこのデッキの強みの一つだと改めて感じました。<グリフォンライダー>着地前に打てるので、無効にできるのが<墓穴>くらいしかなく、腐る可能性を考慮しても十分すぎる活躍をしてくれました。【幻影】と戦えた要因の1つといえます。

●「<センサー万別>の採用」

1st後半から新たに採用した永続罠カード。後攻デッキでは3ターン目以降しか仕事しないということで、敬遠していたカードですが、このデッキは誘発が多いので、なんだかんだで3ターン目以降にもつれ込むことは多かったです。そして、発動すれば【天威】【幻影】【ふわん】【ハリラドン】の動きをかなり制限することができ、大幅有利に進めることができました。特に【ふわん】相手に大きな勝算が生まれたことは精神衛生上とても大きかったです。一方【エルドリッチ】【電脳堺】に対してはやはりというかあまり効果が見られませんでした。【エルドリッチ】には手札効果で簡単に突破されますし、【電脳堺】も2種類の種族があるので完全には縛れず、シンクロで別の種族に変えられて結局押し負けました。
他、腐らせていた<羽根箒>を使わせてしまったりといった裏目もありましたが、それでも上記の戦果も併せて考えると、投入した感想は「良かった」と結論づけれる結果だったと思います。

※このカード、【ふわん】にはバック除去以外では突破不可能と思っていたのですが、ちゃんと突破手段がありました。
(<未知の海>適用中に下級ふわん効果にチェーンして<月の書>を発動して下級ふわんを裏側守備表示に変更⇒下級ふわんの召喚効果解決時には<月の書>で鳥獣族がいなくなっているので、アドバンス召喚ができるようになる⇒<未知の海>効果で<センサー万別>をリリースしつつアドバンス召喚・・・!)こういうケースも想定して皆さん<月の書>入れてたんですね・・・。ヴェーラーケアにもなりますし、ほんと便利な速攻魔法ですね!

●「ハリラドンされても諦めない」

ソリティア制圧が嫌いなプレイヤーにとっては憎くてたまらない「ハリラドン」展開。筆者もあまり好きではなく、この手のデッキに<ハリファイバー>⇒<ラドン>⇒<ボウテンコウ>の流れを通されたらサレンダーしたくなります。しかし、たまに・・・ほんのたまにですが、相手の手札にコンボパーツが素引きされていて展開が下振れすることもあります。また、「<壊獣>+<アルファ>」がある、「相手が<暗転>不採用」、「相手が<バロネス>を守備で出す」など、誘発を引けてなくても「ハリラドン」展開を捲れる可能性はわずかですがあります。まあ体感的に数パーセントですが、絶望的な5妨害展開をされても、完全ではなくともある程度捲ることができれば、疲弊した相手は立て直すことができずに次のターンを回してくれるかもしれません。1敗が重いこのゲーム・このデッキでは、「すぐサレして試合回数を増やす」ことではなく、捲れる可能性を信じて心が折れないようにすることも大事と思いました。

まとめ

言われている通り、【天威勇者】【幻影勇者】【プランキッズ】【勇者電脳堺】【エルドリッチ】【ふわんだりぃず】がほとんどで、あとはたまに【エンディミオン】と当たるといった感触でした。残念ながらごくたまに当たる【ヌメロン】以外は全て先行デッキで、現代遊戯王の先行デッキの圧倒的有利さを痛感した試合でもありました。25000PTくらいためても、捲り切れない先行制圧を連発されてあっという間に5連敗ということもしょっちゅうで、後攻を必ず選択することのデメリットもいやというほど感じました。
しかしそれらの挫折を加味しても、先行制圧が跋扈する2ndで勝率6割前後を出すことができ、個人的には一矢報いることができたのではないかと思います。まだまだこのデッキにも可能性はある! と思わせてくれた試合でした。
来月はリミットレギュレーションの改訂もありますし、また違った環境となってくると思います。それに合わせて形を変え、引き続き後攻デッキでランクマを上っていきたいと思います。

今回はこれで以上です。 お読みいただきありがとうございました。


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