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The Boys In The Boat

今日の本は、The Boys in the Boat: Nine Americans and Their Epic Quest for Gold at the 1936 Berlin Olympics です。
オリンピックの年だからでしょうか、また、ジョージクルーニーが監督で映画が制作されたからでしょうか、話題の本のようです。
私はbook club で紹介されたので、Young Readers Adaptation 版を読みました。

世界大恐慌時代、生活もままならないなか、
青年達がボートを漕ぐことを通して、絆を築き上げていく話です。
シアトルの青年達は貧乏で田舎者と相手にもされなかったけれど、実力をつけ、エリートチームを破り、ベルリンオリンピックへの切符を手に入れる。
けれど、一度は資金不足で権利を譲渡することをは促され、
どうにかオリンピックの舞台へ。
けれど、そこにはナチスの監視と世界への挑戦が待っていたのです。

少年たち、かっこよかったです。
レースの描写に躍動感があり、
実際に自分が観戦に行ってるかのように、世界に入り込みました。
派手さがなく、ひたむきで真面目で、静かなるヒーロー、
こういう一面もアメリカにあったのだなと、忘れずにいたい話でした。
映画も観てみましたが、やっぱり本をお薦めしたいですね。

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