経済単元 予習

<共通問題>

Q1:「討論と対話は何が違うのか?」を調べてチームメンバーで共有してください。
(発表の必要はありません)


『討論』は特定の機会にとある課題について、誰のどの主張が1番正しいのかを決めるもので、言葉を選ばないのであれば闘技場のような格闘技のリングのような戦場的雰囲気があるものと解釈できる。
対して『対話』は、互いの意見の殴り合いをする訳でも、多くの意見を切り捨てて1番を決めるという訳でもなく、互いの意見を尊重し合い、共有していくというものである。




<選択問題>

Q2-3:地方創生で起きていることについて?50字以内で答えよ。

地方創生という言葉が言われて10年以上が経ちます。その結果、地方に何が起きているでしょうか。
そのことについてテレビやネットニュースなどを調べてください。
さらに開発学でいう「実証主義」「解釈主義」の概念と照らし合わせて、対話的に語り合ってください。


●地方創生の現状
私が調べた限りだと、どの地方もそれぞれの特色に合ったPRなどをしている印象がある。しかし、依然として都市部に移住する者が多いのが現状である。
私にとっての『真の地方創生』とは、【地方と都市部のニーズの擦り合わせ】と【互いの歩み寄り】によって為せるものだと考える。

様々な地方創生の事例を見ていく中で、個人的な感想としてどの地域も『特色を全面に出しすぎている』感覚があった。もちろん魅力を最大限宣伝するのは悪いことでは無いが、現状は変わっていない。であればやり方を変えてみるのが良いのではないだろうか。

●『実証主義』と『解釈主義』
私の思う『真の地方創生』を実現していくにあたって、考え方の順番をしっかりしていく必要がある。まず『解釈主義』的に考えて、地方と都市部の「こうありたい」「こうあって欲しい」といった理想とニーズの認識の擦り合わせをして、将来のビジョンを構想する。そして次に『解釈主義』的に考えた将来のビジョンを、『実証主義』的に今ある様々なデータの中から、実現するためにはどのような壁があるか、その壁をどのように壊していくか、そこで得られる利益は、などを議論していく必要があるだろう。そうして初めて、互いの歩み寄りと意識・認識の擦り合わせができるというものである。

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