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私のスペック#2

ある日突然、老後に大金を手にする予定になることが分かり動揺する日々を送るようになったのだが、(#1の記事参照)私自身は安定して低スペックの人生を送ってきた。

現在は、底辺産業に位置づけられている福祉分野で相談援助業務を生業としている。
学生時代から勉強はあまりできずFランク大学を卒業してからも社会不適応
の傾向があり20歳代は転職を繰り返したりニートをしたり、モラトリアムを目的に親からの援助で専門学校に入り直し資格取得してみたり・・・

幸い福祉系の資格を複数所持していたので、仕事に困ることはなく、30歳過ぎて、このままじゃマズイと思いイヤな事があってもちゃんと向き合おうと心を入れ替えちょっとづつ専門職としてのキャリアを積み重ね、しがない中間管理職となっております。

ただし、福祉の世界の待遇は想像以上に低く、それなりのスキルや経験や役職ですがアラフィフにして年収約400万円。
妻も専門職で私より+100万円の年収です。

FIREといえば、元外資系企業や投資の専門家など過酷な状況を耐えた人に与えられるご褒美的なイメージでしたが、自堕落な人生を送ってきた私にFIREの選択肢というご褒美が与えられてしまい、これは、毒リンゴなんじゃないかと恐怖におののくているというのが今の私の心境なのかも。

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