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FIRE道の始まり始まり#1

2023年秋。
独居の母が80歳になり終活が始まった。

特に仲良くない兄と私が実家に呼ばれ、相続や亡くなった時の遺影写真の保存場所、葬儀の参列者リストなどついての説明をされる。
ウチは地方の更に山奥の共働きの兼業農家だった。特に裕福なわけではなく、昭和の典型的な中流家庭。

大した資産も無いと思っていたが、金融資産が約8000万円。
年金の半分を投資信託で運用しもう半分が生活費。今後も少しづつ増えていく想定。
農家なので土地はあるが、跡継ぎもおらず管理費のみがかかる負の資産も含め兄と私で半分づつ。

聞いた直後は母もまだ元気だし相続なんて、まだまだ先の話しと思っていたが、数日後冷静に考える。
仮に母があと10年生きたとして、私はその時アラ還。
夫婦で蓄財した資産が現時点で約3000万円。
妻側の相続や退職金なども想定するとアラ還で1億近いお金を手にすることになる。
人生の逆方向の想定外。年取ってからそんな大金をもらってもどうやって使えばいいんだろうという疑問が湧き始める。

私の兄弟も妻の兄弟も子なし。相続する身内が誰もいないのだ。
誰に残すわけでもない資産をどうやって有意義に使おうかという、多くの人には理解されない言えない、よく分からない悩みの始まり始まり・・・

身近な人には相談できない悩みなので、noteで共有させて下さい。

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