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超絶節約豆知識烈伝『お酒』編

こんちはす。
おにぎり食べ食べ丸です。

みなさん、お酒は飲んでいますか?僕は飲んでいます。週一くらいのペースで飲んでいます。いいですよね、お酒。一人でまったり飲んだり、今は難しいですが、友達と集まって飲みながら話に花を咲かせたり。今日はそんな『お酒』に関する節約豆知識のお話をします。

お酒には『度数』が明記されていますよね。アルコールの強さというか、割合を示すやつです。アレが高ければ高いほど強いお酒、ということになり、度数が過剰に高いお酒なんかは罰ゲームに使われたりしますね。テキーラが罰ゲームの代名詞になってるの、ちょっと嫌じゃないですか?ちゃんと飲めば普通に美味しいお酒なのに。
すみません、自我が出てしまいました。
本題に戻しますと、お酒の『度数』が節約に繋がってくるのです。十三世紀のヨーロッパにて、お金はないがお酒は飲みたい、と考える人々が増えてきて、さまざまな人がお酒に関わる節約法や、お金稼ぎを考えました。その中でも群を抜いて効果があったとされているのが、モンゴルからヨーロッパ方面(どの国かまでは不明)に移住して商いをしていた商人、サケ=ノミタ=イ=ヨーンの提唱した『度数式コイン積み』です。これはどういったものかと言うと、

①お酒を飲む

②度数を確認する

③度数分だけコインを積む
※この時、できるだけ芸術的に、美しく積み上げる

④満足のいく形に積み上がったら終了

以降、お酒を飲むたびにこれを繰り返す

これでなぜお金が貯まるのか。答えは簡単です。
「美しく積み上げたコイン」という芸術作品を壊したくない、という感情が先行して、あるはずのお金を使おうという気力が湧かなくなるのです。しかも、酒を飲んだ酩酊状態で作り上げた芸術作品なので、素面の状態では到底作り上げられないし、もちろん酩酊しながら作り上げるので正確な工程も記憶していないので、一度崩して再現、ということも不可能になる。だから、芸術を守るためにお金を使わなくなる。言ってしまえば、酒を飲んでアートに興じるだけでお金が貯まるのです。こんなに楽しいことはなかなかないんじゃないかと思います。
十五世紀以降は廃れたこの節約法ですが、家で飲む機会も多くなってきた今、再興すべき節約法なのではないでしょうか。綺麗に美しく積み上げられれば、Twitterなんかでバズったりして自己顕示欲が満たせる、なんてメリットもあるでしょうし。
それでは僕はお酒を飲みたいと思います。

また明日。

※本noteの内容は全てフィクションです。こちらに関連して発生した損害等につきましては、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

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