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1+1が2になる時と0になる時

私は日本生まれで日本育ち、海外留学経験はないが、ネットを除き、自分と同じ境遇で自分くらい英語を話せる人を知らない。その上で言いたいことがある。よく日本人は中学でやる英語の内容が無駄だというが、私は英文をノートに写すことに関してはとても役に立つ経験をしたと考えている。仕事で英語のメールを打つが、集中して長い内容も要点をまとめて書けるからだ。

問題は和訳だ。
大体の中学の英語内容で英文を日本語にする練習をすると思う。私はこれをやってない学校出身だが、こればっかりさせるの良くない。先ほどのメールになるが、多くの人は日本語を考えてから、それを英語にしており、肝心な内容を考えられていない。私は英文和訳のせいもあると考えてる。

日本人は誤解している。
言語は文化と同じだ。
アメリカ人が日本人になれないように、日本人もアメリカ人にはなれない。その国にはその国の文化があり、それが言葉として表出されている。そもそも文化がめちゃめちゃ違うのに訳なんて完璧にできるはずがない。

日本人は何かと何かを足して、新しい素晴らしいものを作るのが得意だと思う。例えば納豆トースト。食パンに納豆のっけて、チーズを振る。そして焼くと、美味しい。足して2で割ると、ちょうどいい、なんて言葉もあるように全然別のものを足すとどうなるか、をよく考えている。

アメリカはそうではないと思う。1+1が2でなく0になる時も多い。アメリカ人が悪いのではなく、日本人の物事の特徴を詳細に感じられる繊細さと想像力が高いから、日本ではこのような合わせ技が頻発している。プリンに醤油とかさ。その繊細さが言葉になっている。足せばいい理論からか、なんでも物足りなさを感じ、謙遜したがる。

逆に英語圏は1を作るのがうまい。既存のものを使用するよりかは、そのはじめのものを作る。そしてそれは価値があると高らかにコマーシャルする。スマートフォンもそうだし、支援が必要な子どもがいたら、その子に必要な環境を整えてしまう。その個人の確立具合、主語がはっきりしてるところに通ずる。

私は言いたい。
簡単な言葉だったとしても、英語で英語を話せるようにしたほうがいい。はじめは3歳児のレベルだとしても、その内、こなれてくる。
知りたいという好奇心が、間違えたらどうしように勝ち続けることが大切なんだ。
私は何度か負けてるけど、トータルで勝ってる。なぜなら、私は私を日本人だと自覚してるから。
アメリカ人やイギリス人といった英語話者にはなれないけど、私はあなたたちの文化に興味があり、どうしようもないのです!!
ドキドキと興奮が止まらない!!
聞きたいことがいっぱいあるから、日本語なんて考える時間がもったいない。

皆さんも恥ずかしがらず、駆け出して欲しい。
私一人だと、浮くから。


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