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有給休暇について改めて考えてみた

有給休暇って良いですよね。笑
「明日私有休なんだよね~」と言うととても良い気分になれます。

私は先日、1年で消化すべき5日間の有休を使い切りました。世間のみなさんが一生懸命働いている平日に、思い切り羽を伸ばせるのは良いことです。

けれども私だけかもしれませんが、体は休めても心は休めていない気がします。
もし私がミスをしていたら
引き継ぎをお願いした案件でトラブルが起きていたら
今は○○をしている時間かな

なんて余計なことを考えてしまいます。

そんなときにふと思いました。
そもそも有給休暇って何であるのだろう、そしてちゃんと休みを満喫するにはどうしたら良いのか、個人的に考えていきたいと思います。

有給休暇とは

まず、有給休暇の定義を調べてみました。

年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。

引用:厚生労働省

なるほど。心身の疲労の回復のためなんですね。

また、2019年からは1年のうちに5日間に有給休暇に取得が義務付けられました。

年次有給休暇は、働く方の心身のリフレッシュを図ることを目的として、原則として、労働者が請求する時季に与えることとされています。しかし、同僚への気兼ねや請求することへのためらい等の理由から、取得率が低調な現状にあり、年次有給休暇の取得促進が課題となっています。
 このため、今般、労働基準法が改正され、2019年4月から、全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者(管理監督者を含む)に対して、年次有給休暇の日数のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが義務付けられました。

引用:厚生労働省 東京労働局

ここで私が注目したいのが、「使用者が時季を指定して取得させること」です。つまり、自分で休みたい日を好きに選んで良いよということですよね。

休みたい日が好きには選べない


私の働いている会社だけかもしれませんが、正直休みたい日を選ぶことはできません。

まず11月~3月は繁忙期だからという理由で基本的に休めません。また5日間の休みは4月~10月の中で事前に決められてしまいます。3月中旬あたりに一応希望を聞かれますが、数ヶ月先に予定なんか分からないじゃないですか。ましてや私はライブに行くことが好きなので、チケットの当落によって心から休みたい日が変わります。みなさんの中にも同じような方がいると思います。

また、有給休暇を取得するときには休む理由は私用となります。つまり、詳しい理由を聞いてはいけません。まあでもそういうわけにはいかないですよね。実際私も、平日にイベントが当選したため有休申請をしたことがありますが、休む理由を聞かれました。正直にはなしたところ、「そんなんで休むの?」と嫌味のようなことを言われました。結局罪悪感を感じてしまって、心からイベントを楽しむことができませんでした。


心もしっかり休めるためには


体は休めるけど、心は休めていない
わたしにとっての有給休暇はこのようなイメージです。

これはあくまでも私の意見ですが、心もしっかりと休めるには周りの人の理解が必要だと思います。もっと寛大な心で有給休暇を認めてほしいです。突然休むのは誰にでもあることなのだから。そして、休むことを申し訳ないなんて思わないでほしい。

私の父親世代の人は、休みなんてとらないでバリバリ仕事の打ち込むことが正義だったのかもしれません。ですが今の時代は違います。

仕事もプライベートも充実してこそ、人生が豊かになります。


なんだか愚痴みたいになってしましました。気分を悪くされた方がいらっしゃったら申し訳ございません。

どうか私の子ども世代では、もっと休むことが肯定されていますように!!!

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