ヴィンテージ人

僕は古着が好きだ。古着屋には色んな年代の服がある。その製造年代によって呼び名が変わる。

90〜2000年代 レギュラー品
80〜70年代  オールド品
30〜60年代 ヴィンテージ品
20年代など製造から100年以上経った物はアンティークと呼ばれる
などなど、、
年代が古くなるにつれて物が残りにくくなるので古着的価値は上がっていく。
なので僕はヴィンテージと聞くとなんでも良い物に聞こえてしまう。

人間で例えると、、
僕は90年代生まれなのでまだまだレギュラー品だ。歴史的価値は低いがガシガシ使って洗濯しても大丈夫なので取り扱いに気を遣わなくてもいいというメリットがある。

僕の親世代は60年代生まれなので立派なヴィンテージだ。基本的にはヨレヨレで雑な取り扱いには要注意だが、物によっては意外と状態が良いものもあったりするし、その年代の方が大量生産大量消費の現代に比べると一点一点のクオリティが高かったりする。

祖父母世代まで行くと40年代くらいもうアンティーク目前のヴィンテージだ。
取り扱いには細心の注意を必要とする。本来の機能性を維持できていない者も多いが、その時代の物にしか出せない味やディテールがあったりするので歴史的価値が極めて高い。

最近ではお年寄りの運転過失による事故が多発して、コメント欄ではお年寄り全般に対する厳しいコメントが散見されていたたまれない気持ちになることもしばしば。

お年寄りはヴィンテージ人なんだ。
優しく取り扱おう。

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