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悩むことは悪くない

何かに苦しみ 苦しみ抜くと

あるとき ふっと心が軽くなる瞬間がある。

考えるのに疲れると

どうでもよくなり

それは投げやりになるのではなく

逆に希望を見いだした気分になる。


悩みはある意味時間が解決してくれることがあるかもしれない。

そしてその時間とは、大半が悩むことに費やされ

あるとき 悩みの中心部分

台風で言うところの目の部分に到達すると

一瞬の つかの間の平穏が訪れる。


悩み続けても変わらないというのは違う気がする。

悩み続ければ、いろんな言葉が育まれる。

苦労が自分の言葉を獲得させる。

世の中にある名言のほとんどは、人が苦労の中で獲得した言葉であり

名言のほとんどはまた、相手に対してではなく

言葉を発した自分自身に向けて

自分の人生を肯定するために自分に言い聞かせたもの

だと思う。

それが他人の共感を呼んでいるのだと思う。


悩みの奥底には

底知れぬ闇が広がっているのではなく

目を覆いたくなるほどのまぶしい光がある。

しかしその光はとてもまぶしいので

蓋をしてしまい、周りには闇が覆われるようになった。

なので 悩んでいる人を見るとすごく暗く見えるが

本当はそういう人にこそ、まばゆい光があり

暗いからこそ、それが更に明るく見える。

それに気づき 悩んでいる自分を肯定できる自分になりたい。

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