独り言67

ポイ捨てされたゴミを見つけると
なんだか、社会の「ひずみ」のような
ものを見つけたような気がするのである。
誰にも言えない不満
納得のいかないこと
それらは普段目には見えないものだが、
ポイ捨てされたゴミを通して
それらが代弁されているように感じるのである。

そして俺が気づかぬうちに
ゴミは誰かの手によって処理され、
或いは風とともにさすらい、
いずれ 俺が通る道端から
きれいさっぱり無くなってしまうのである。

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