独り言53

自分が発する輝きのまばゆさは
自分自身で気づくことは
なかなか難しい。
疲れている時なら尚更。

例えば、自分がどデカい恒星だったとしても、
己の輝きに気付かず、
ついには燃え尽きてしまうかもしれない。

そんな時、鏡があれば
光は反射して自分に返ってくる。
そして自分の姿は勿論、
その輝きを知ることができる。

しかし鏡によっては
反射する輝きで目を傷め、
自分自身を傷つけ、
再び暗闇の中に自分を貶めることにもなりかねない。

今の世の中
いろんな「鏡」が増えた。
反射の仕方は本当に多種多様だから
自分の本当の姿が分からなくなってしまうことがある。

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