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KAMIYAMA

とうとう来ましたね…
神山まるごと高専校歌
『KAMIYAMA』

今回は
この校歌の歌詞から
自分が感じたこと
想いについて
書いていこうと思います
あったかい飲み物片手に
お楽しみください😊

まず最初に

KAMIYAMA

なぜ大文字なのか?

まぁこの話題については後ほど…
↑めんどくさがっとるやん

[空が青い理由を 楽しそうに君が話す]

そもそも、空が青い理由って
光の屈折が関係しているんです
光は白いですが、
それは、色んな色の光が
混ざり合っているからなんです
赤や青、オレンジ…
虹の7色が主に混ざり合っています
絵の具だと真っ黒になっちゃうのに?
違うんです
光は、混ぜれば混ざるほど
白に近くなっていくんです

↓色光の三原色と呼ばれてます

色光の三原色

そして、空が青いのは
青色の光のみオゾン層とか色んな層が
反射しているから
他の色は吸収されて
私たちの目には見えないんです
朝焼けや夕焼けが
綺麗なグラデーションになるのは
ちょうど吸収される色が
変わるタイミングだからなんです
(色彩検定の時に勉強したので、
間違ってるかもです)
そして上に書いた説明を 

[楽しそうに君は話す] 

多分ここは
神山まるごと高専に入学し
自分が未来を変えるんだ
自分がこれからの時代
“未来”を創っていくんだ
そんな決意をこの歌詞から感じました

[その瞳の奥に揺れる 
 瑠璃色はとても綺麗な]

これも上の歌詞と似ていますね
瞳に灯される
決意
希望
覚悟
もう後戻りはできない
しかし
これから始まる五年間にワクワクする
…余談ですが
瑠璃色とはこんな色です↓

左端2つですね

青色は イメージ的にも

希望
冷たい
青空
こんな意味合いがあるんです
人によって価値観は違います
ですが
希望の色
私は強く感じました
瞳の奥に揺れる青い炎
きっと坂本龍一さんは
未来の高専生に
“瑠璃色の希望”
“希望を宿し続ける瞳”
そんな想いをこの歌詞に託した気がする
…私だけでしょうか。

[とわに時を流れ 旅続ける雫]

最初、違和感があったんです
なんで永遠を
とわ
ひらがなで表したんだろうって
一回文字に起こしてみると

永遠に時を流れ
とわに時を流れ

…結構印象変わりますね
もしかしたらですけど
このとわって
神山まるごと高専の
まるごとをひらがなで表記したのと
同じ理由なんじゃないか?
ってふと思いました
そもそも
神山高専
だけでも十分印象は強いです
(多分!!)
でもstaffのみなさんは
まるごと
という文字を入れた
まるごと
この4文字には
五年間で人生で活きる事を

【まるごと】

学ぶ
そしてその想いを

【まるごと】

後世に受け継いでいく
そんな想いがあったのではないでしょうか
そしてその理屈でいくと
永遠をとわと表した理由
どうしてもここを
とわと歌ってほしかった
永遠は
えいえん
とも読めてしまいます
えいえんに時を流れる
…⁇
時は有限かもしれません。
しかし、高専は
“とわ”
に続いていって欲しい
何十年
何百年
何千年
挙げ出したらキリがないくらいに
ずっと続いていって欲しい
そんな思いを込めて
とわ
とひらがなで表したのではないでしょうか。

 旅続ける雫
これはOfficeとHomeを繋ぐ
橋の下に流れる川から
着想を得たのではないでしょうか
旅を続ける人
そして雫は
枯れることがない限り
進む事を続けます
水は
雫は
川は
海は
広大な広さで
私たちを圧倒させます
そんな偉大な
…いいえ
壮大な物語を
高専生たちに紡いでいって欲しい
そう願ったのでしょうか

[雲の描く今の形は もう二度とないと]

雲って、結構形変わるんですよ
ぼーっと眺める
ふと見上げる
天を仰ぐ
溜息を吐く
その時その時で
雲の形は刻一刻と
変化していきます

今の形
もう二度と見れないかもしれない
もう二度とないかもしれない
そんな経験がここ
神山にはある
想い
同じ自分は二度とない
毎日変わっていくこの情報社会で
強く、たくましく生き続ける
そんな想いを感じました

[君は少し寂しそうな 
 笑顔見せてノートを出す]

どうして寂しいのだろう
でも笑顔

高専は五年間で卒業
そこから先はみんなそれぞれ

就職する人
編入する人
そして
“起業”する人

Officeで顔を合わせ
同じ授業を聞き
日が暮れていく
Homeへ戻り
共に言葉を交わし
一つ屋根の下で眠る

どんなに楽しくても
どんなにかけ甲斐のない時間だったとしても
五年間というタイムリミットは
待ってはくれない
同じ日は二度と訪れない

神山高専生で過ごす最後の1日
今まで書き取ってきたノートを片手に
Staffと一人の大人が言葉を交わす
その手にはお酒があるかもしれない

“長いようで短かったね”
“辛かったけど、楽しかったね”
“またここで、会おうね”

涙は流さないと決めたのに
今までの思い出が積み重なって
涙となって思い出させてくれる
そんな未来を
夢見ていたのでしょうか

[きっと明日の君は 今日とは違う光]

2つ前の歌詞と似ていますね
今日を笑って生きて
明日の自分にワクワクしながら眠りにつく
今日を輝いた自分
明日も輝くであろう自分
きっと…
絶対ではないんです

きっと、できる
きっと、成し遂げられる
きっと、報われる

昨日と全く違くなくてもいい
昨日と同じ様な光を纏っててもいい
でも
昨日と全く同じ輝きを放つ人は
この世にはいない
少し短いですが
端的にメッセージ性がある歌詞で
執筆してる主も困惑(゚ω゚)⁇
それくらい
初見で聞いても
メッセージ性があるんです

[創造の波を彩る夢]

夢は虹色です
どんな色にだってできます
そして
何歳でもその色は変えられます
手を動かし

“モノ”を作り
“コト”を起こす

モノコト力と言いましょうか
この力には
自分にしかできないくらい
壮大で繊細な{夢}
が関係していると思います
世界は創造で溢れています

眠っている時
起きる瞬間
ご飯を食べる時
遊ぶ時
勉強する時

どんな時でも
創造の波は貴方を呑み込む
無色透明な創作の波に彩を加えるのは
他でもない

“貴方自身”なのだから

…英語翻訳めんどいよ〜(´;ω;`)

頑張りやす!
ここからは
英語が入ってきますよ〜
(文字のフォント上、
大きさを変えています💦)

[There is no something without nothing]

[Passing clouds draw verses , can you spot and read them?]

[Tine to nurture a century lasting forest or good ]

[No more silent apathy in the Anthropocene]

[Use your voice,eyes open,face your growth]

[Let learning be your best friend,life-long questions for truth may there be no answers]

[Keep looking within here in KAMIYAMA]

…づがれだぁぁぁぁ。゚(゚´Д`゚)゚。

さて、この英語たちから
想いを読み取ってくぞ!

[There is no something without nothing]
直訳すると
【無から有は生まれない】
まぁ0から1は生まれない
生まれにくい
ってニュアンスで大丈夫かな…

0は行動をしない
動かない自分
1は行動を起こした
自分から動いた自分

[Passing clouds draw verses , can you spot and read then?]
直訳すると
【通り過ぎる雲は詩を描く】
…⁇
次行きましょう

[Tine to nurture a century lasting forest or good]
はい、お決まりの直訳
【100年続く森やいいモノを育てる】

これあの山か!
アートの森!

[No more silent apathy in the Anthropocene]

【人新世に沈黙の無関心はいらない】
人が新しい世の中を
創って行く上で

黙っているだけの人はいらない
無関心のままの人は生き残れない

[Use your voice,eyes open,face your growth]
【声を出し、目を見開き、
自分の成長に向き合う】

見て見ぬ振りなんて論外
自分から声を挙げ
物事を見て
自分が何を吸収したのか
客観的にみること

[Let learning be your best friend,life-long questions for truth may there be no answers]
【学問は貴方の親友であり、真実への生涯の問いかけである。】

学ぶことは
とても自分と密接に関係していて
問い続けるべき問題を解く
糸口となり
また生涯を通して
問いかけるものである

[Keep looking within here in KAMIYAMA]
【ここ神山で、内なるものを探し続ける】
学ぶことも大事
だけど
自分自身が持っているもの
内なる野望

技術
これらを探し続けていこう

えーっと
まとめますとね

学ぶこととは
0のまま1は生まれない
その間にも、空に浮かぶ雲は
詩を描く様に過ぎ去って行く

声を挙げ
目で見て
耳で聞いて
社会の未来を創って行く
無関心のままでは何も行動できない

経験した事を客観的に捉え
自分が何を学んだのか
自分の技術と+αできることはないか

この様に
自分と学問は
切っても切り離せない関係であり

生涯
自問し続ける問いでもある
決して学問だけではなく
ここ神山は
自分自身が何を持っているか
また何を身につけるか
それらを探求し続ける場でもある

…皆さんのご意見
お待ちしてます!

[KAMIYAMA]

最後に添えられた
このメッセージ

神山まるごと高専

神山町

日本

世界

全ては

KAMIYAMA

から芽吹いたのである

未来に羽ばたく高専生へ

始まりの場所は
いつでもここ
神山町なのだよ

まるで
坂本龍一さんが
受け繋ごうとしている様な

そんな気がしてなりません






さて
最初にあげた

KAMIYAMA

どうして大文字なのでしょう

小文字と比べると

kamiyama

大文字の方が強いイメージがあります
憶測にすぎませんが
文字が大文字なのは

高専設立から
開校
そして
未来への希望と覚悟

を表しているのではないでしょうか
シンプルですが
ごたごたと理由を並べるよりは
こっちの方が
スッキリしてますね



最後になりますが
私から
KAMIYAMA
を生み出した坂本龍一様
への想いを少しばかりですが
掲載します。
文章おかしかったら
コメントで教えてください💦



       拝啓 坂本龍一様

 最初に知った楽曲は「戦場のメリークリスマス」でした。
 私は、正直言って高専の校歌を作っている人は誰なのか、あまり関心がありませんでした。
 しかし、この【KAMIYAMA】を聞いた時、何も言葉が出ませんでした。大切に紡がれる音が、私の心を揺さぶり続け、いつの間にか涙が溢れていました。
 私はこんなにすごい高専に受験しようとしているのか、少し恐怖を感じでしまいながら、最後まで視聴していました。
 校歌の最後にある‘Kamiyama’
この単語1つで、自分の高専に対する学力の未熟さに改めて気付かされました。
書きたいことは沢山ありますが、本当に伝えたいこの想いを、未熟ながら綴らせていただきます。
 最後にこの様な形にはなってしまいましたが、心より、坂本龍一様のご冥福をお祈りします。
敬具
  8月10日 

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