好きが寂しさに惑わされぬように
別になんの脈絡もないのだけど、自戒として綴る。
という投稿をしたばかりだが
10代の私にとっては永遠とも思えたくらいとても長い恋もあったし、すぐにさようならしてしまった恋もあった。
これはまだ記憶に新しいのだけれど、
私はまあまあな期間
「やめた方がいいよ」と家族、友達、会社の人、とにかく全ての人に反対されるような所謂クズ男とお付き合いをしていた。
友だち達はあらゆる手を使って私の目を覚そうとしていてくれていたのに、その時の私は聞く耳を持てなかった。
彼を信じたかったのか、彼を選んだ自分を否定したくなかったのか、自分にならどうにかできると思っていたのか…今となってはもうよくわからないのだけれど、
多分全部だと思う。
ある出来事をきっかけにやっと離れる事ができたのだけど、その後も私は連絡を取り続けてしまう日々がしばらく続いていた。
まだ彼のことが好きで、一緒にいられないことを嘆いて日々を過ごしていた。
だけどある日突然、やっと気付けた。
「私は彼を好きなんじゃなくて、寂しいだけだ」
ずっと彼と一緒にいたから、誰かと一緒にいる日々が心地よかったから、1人になってただ寂しいだけで
彼じゃなきゃダメなわけじゃない。
あ、私寂しかったんだって気付けたら
全部大丈夫になった。
だって私には「寂しい!!!」って言える
家族も、友達もいるから。
私がそう口にすれば、私のためにたくさんの愛をくれる人たちがいるから。
どうしてこんなに愛でいっぱいの人たちの反対に聞く耳を持てなかったんだろう。
悲しませてしまったんだろう。
私にとっては
寂しいと好きは似てる。
だけどそれは明確に違うから。
もう二度と間違えないように、振り返ってもいいから、まっすぐ歩いていこうと思う。
あなたも私も
もう寂しさに惑わされる夜などありませんように。
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