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こば紀行#29 都田ブルーベリー狩り

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第29回目はブルーベリー狩り

台地の北端、周囲には赤土畑が広がる

ブルーベリー狩りは、いちご狩りやブドウ狩りに比べてあまり馴染みがないが、今回は市内都田にあるブルーベリー農園「あおいとり」に訪れた。場所は浜松市街地から30分、浜松大学の近くで、三方原台地の土地勘がないとちょっと分かりづらいかも知れない。ブルー狩りのシーズンは6月~8月中旬で、今の時期(7月はじめ)は大人1200円で食べ放題だ(2017年)。園内はビニールハウスがいくつもあり、天気の良い日だと中はちょっと暑いかも知れないが、入口で麦わら帽子を貸してくれる。品種は実に30種、個々に名前は特に付けてないそうで、甘いものから酸っぱいものまで色々な種類を楽しめる。制限時間は30分、時間としてはかなりタイトだが、一応、小さめのパックに詰めてお持ち帰りができるようになっている。


本日の目玉!練乳多めでもいい

帰り際、直売所でブルーベリーかき氷を目にした(450円、2017年当時)。ブルーベリーシロップをふんだんに使い、練乳がかかっているが、酸味がやや優勢だ。もしかしたら、こちらの方がメインイベントになるかも知れない。数に限りがあるそうなので、お早めに。

昼食の前に散策をということで、少し足を伸ばして奥山高原まで。私の記憶ではその昔、ここにはミニ遊園地的なものがあったはずだ。小学生の頃、遠足で来たときには、釣り堀、ゴーカート、確か観覧車まであったような。。大自然に包まれた山の奥に広がるテーマパーク、子供だった私には、ちょっとした夢の国だった。しかし、それら遊具は経費削減のため2009年5月をもって運転休止との案内板が...経費削減って...周囲の食事処、売店は閉鎖され廃墟と化し、今や訪れる人もまばらな植物園。いずれ、自然に帰るということなのか。思い出の中の風景と、目の前の光景とのギャップに、時の流れの残酷さを感じる。

食材の並びが雑すぎて写りは映えないが美味い。

奥山高原を少し下りたところに「きじ亭」という食事処がある。奥山への道中、道路脇に赤い看板がしつこいくらいに出てくるので、迷うこともないかと。ジンギスカンが名物だ。ちょっと前までは食べ放題だったはずだが、今(2017年現在)は15名以上でないとダメだそうで(´;ω;`)。ただ、単品で頼んでもそれなりに美味しく頂けるので、たまに利用している。 (こばやし)  2017.7.2公開


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