見出し画像

こば紀行#16 あらたま

このコーナーでは、浜松から日帰りで行けるプチ観光スポットをご紹介しています。

第16回目はあらたま

浜松中心街より車で北へ40分、浜北北西部、天竜浜名湖鉄道宮口駅周辺は麁玉(あらたま)地区と呼ばれ、庚申寺や花の舞酒造本社があることで若干知られている。毎年秋になると花の舞の新酒味見会が開催されるため、この界隈は大変な賑わいを見せるようだ。

また、日帰り温泉「あらたまの湯」は(B地点)、660円(2017年当時)とリーズナブルな値段の割に源泉も楽しめることから、地元民のみならず近郊の人達からも愛されている(ただ、愛されすぎて休日の源泉コーナーはすごい人だかりだ)。

代表の後藤克教司法書士。貫禄と威厳は怪しげな宗教団体の教祖レベル

しかし、「あらたま」と言えばやはりこの人、司法書士後藤克教先生だろう(狭い業界PRで大変恐縮です)。パッと見、麁玉小の教頭先生あるいは、あらたま郷土博物館館長のようなオーラを醸し出しているが、カリン様の異名を持つ少し(かなり)変わり種の先生だ。カリン様の異名の由来は、おそらく某アニメキャラに目元と体型(主に腹回りのみ)が似ているからだと推察される。フォローだが、仕事ぶりはいたって真面目かつ誠実です。

あらたま先生は、この地区で「あらたま司法書士事務所」を構え、そして、なぜか敷地内で牛を放牧している。南正面口からは2,3頭しか確認できないが、自宅裏には牛舎?らしきものがあり、10数頭もの牛が中でひしめいている。まるでドナドナの世界がそこにはある。

今はもう見られない牛たち。
ほんとにドナドナだった。

残念ながら乳搾り体験コーナーはないとのことだが、来所の方には搾りたての牛乳が振る舞われるとか振る舞われないとか…(都市伝説)。因みに中はごく普通の司法書士事務所、フォローだが、素敵な事務所です。
【悲報】この記事公開の数年後、あらたま牧場は閉鎖、現在はほんとに何の変哲もない司法書士事務所になり果てている。

帰りの食事は「孫悟空浜北店」(C地点)。自称とはいえカリン様に会ったら悟空でしょと、名前だけで無理矢理関連付けて寄ってはみたが、かなりの人気店だ。餃子が名物で、おすすめ。キャベツ中心のあっさりした石松系ではなく、ニンニクの効いた餃子で私は大好きだ。観光スポットなのか?微妙な回となってしまったが、新スポットを開拓したい方は是非!(こばやし)  2017.3.2公開


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?