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流星群を3倍楽しむコツ|冬の離島の星空がレベチでやばかった…

こんばんは、こんにちは。
お久しぶりです、あるいは初めまして!
会社潰れて離島に移住したアラサー女こと、深井しおり(ビーデル)です。

今日は12/14。双子座流星群の日

実は先日、天文台で働いている"星の博士"が島にやってきて「流星群の正しい見方」を話してくれました。

最近は冬になって星空も一段とキレイに。島に移住してから初めての流星群。しかも、星の博士に解説までしてもらったので興奮しまくり!
人生ではじめて見た流星群がほんとうにすごすぎたので、文字にしたいと思います。

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冬の星空がキレイな理由は「空気が澄んでいるから」だけじゃない

"星の博士"いわく、冬の星空がキレイな理由は「空気が澄んでいるから」というのもありますが、それだけではないそう。

実は、冬は世界で21個しかない一等星のうち、7個もの一等星が現れるから、という理由もあるそうです。

確かに冬の星空には、最近の曲で有名になった「ペテルギウス」や「シリウス」「プロキオン」など「冬の大三角」や「冬のダイヤモンド」といわれる星座が並んでいて、都会でもはっきりと見えるようなまぶしい星たちがたくさん並んでいます。
見ていて飽きない星空という意味がわかります。

双子座の見つけ方と、双子座の由来

まずは教えてもらったばかりの一等星たちを目印に、お目当ての双子座を見つけます。

双子座は「ペテルギウス」を右脇に抱えた「オリオン座」の南西側に位置し ていて、一等星と二等星が仲良く並んでいるのが目印です。

ちなみに双子座は、人間の子である兄"カストル"と、神様と人間のハーフである"ポルック"の兄弟だそうです。
ある日、弓矢に射られて戦死してしまった兄を悼み、弟は「自分も兄の元へいきたい」と願います。しかし、神の血を引く弟は不死身で、願っても死ぬことができません。
そんな2人を見て憐れんだゼウスが、2人が一緒になれるよう星座にしてあげたそうです。

流星群の正しい見方は「ぼんやりと空全体をながめる」

ただ、双子座流星群といっても双子座のまわりに出没するわけではなく、双子座から放物線を描いて出るらしく、
流れ星を見つけるコツは、双子座を軸に360度そのまわりを全て視界に入れるのがいいそう。

がんばって流れ星を見つけようと前のめりになると、どうしても視野が狭くなってしまいがち。とにかく何も考えずに、寝っころがってぼーんやりとするのがいいそうな。

言われた通りぼんやりと空をながめていると確かに、ひろーく視界いっぱいに星空をおさめることができて、広大な星空の中の小さな変化にも、気づきやすくなるのがわかります。

場所としてはもちろん遮るものがない、できる限り暗い場所が好ましいです。
島では色々な星空スポットがあるのですが、私はまっ暗すぎると怖くて星空に集中できないので、市街地から少し離れた、街頭の少ない丘の上までいきました。

それでも都会の10分の1くらいの明るさで、地面に寝そべってしまえば視界を遮るものは何もありません。

1時間で20個以上の流れ星|離島の冬の楽しみ方は「星空」にあり

みなさんは今まで最高何個の流れ星を見たことがありますか?
私は今日、一生分見たのではないかと思います。笑
冗談ぬきで、5分に1個は流れてました。

小1時間ほどながめていたのですが、絶え間なく大小さまざまな流れ星が降り注ぎ、たまには「えっ?いん石!?」というレベルの豪速球な流星まで!

でも、流れ星って、実物は米粒くらいの大きさしかないそうです。
大きくても小豆ほど、そんな大きさしかないのに、大気圏に突入するとあんなにもまぶしく光るんですって。神秘的だなあ。

「星に願いを」あなたは流れ星に願い事をしますか?

流れ星といえば、願い事。
大抵は星の話をすると「で、流れ星に何をお願いしたの?」と聞かれると思いますが
私は一生分の流れ星を前に、何にもお願いしませんでした。笑

星への考え方は人それぞれ。私が星に願いをしない理由は二つあります。

1つは単純に「信じていないから」。
だってあれ、米粒大の彗星のゴミだもん。惑星のカスが燃えて光ってるだけだもん。笑
もちろん、米粒大の彗星のゴミが光の速さで地球につっこむことで、私みたいに空を見上げてる地球人に、あんなにも美しい光景を見せてくれていることは奇跡だと思う。
うん千年前に、兄弟愛を惜しむ神の存在を信じて、二つ並んだ星に意味をもたせて、その意味が現代まで語り継がれたことは奇跡だと思う。

でもだからって、惑星の燃えカスに、さすがに私たちの願い事を叶えてくれる力ないんじゃないかと思う。笑

星に願いを、はちょっと他力本願だしね。叶えるのは自分自身だから。


2つ目は「星に願うほどに叶えたい願いがなかったから」。
「流れ星に願いをすると叶う」の裏側には「流れ星が消えるまでに口に出せるほど、日頃から思い描いている強い願いであれば、絶対に叶えられる」という裏話も隠れているそう。

そう言われると確かに、流れ星が流れる刹那に口にだせるような願いなんて私にはないのかもなぁ。

「30歳までに1000万円稼ぎたい」
「20代のうちに子供を産みたい」
「自分の家族に天寿をまっとうしてほしい」
どれも星空を目の前にしたら、一言も出てこなかったんです。笑

私はただ、自分の小さな願いを思い出しながら唱えるよりも、今この瞬間に目の前にある美しい自然を目に焼き付けたかったし、それが何よりも今一番の願いかな、なんて思いました。笑

船は週に1便は欠航|冬の離島の厳しさと楽しみ方

流星群はとってもキレイですてきだったんですが、それをのぞけば冬の島生活はやはり思っていたよりも過酷でした。

今のところ日中の気温は22度近くあり、気候で言えば秋。全く寒くないし気候はつらくないのですが、何よりも船が来ない。笑

冬は夏よりも海がシケるため、週に1便は欠航に。ただでさえ週に4便しかない船が3ビンしかこないことはだいぶ痛手です。
また、夏は素潜りやカヌーなど海遊びが尽きない島でしたが、冬はシケた海に入ることもできず、自然とたわむれる機会が減ってしまいました。海遊びが大好きな身としてはいたたまれない…

しかし!!
今回の星空鑑賞をへて「冬の離島は星空だ!」と断言できます!
都会とは段違いです。流星群がない日でも、ふと見上げれば満点の星空がふるようにまたたいています。

そんな星空の下、寝っ転がってビールを飲んだり、天然の温泉に浸かったり、サウナに入ったり、恋だの愛だののくだらない話をしてみたり…
冬の離島も捨てたもんじゃない!

これからの季節も島らしく楽しんでいこうと思います。
離島に遊びに来てみたい!って方は是非ご連絡ください。

あなただけの、最高の島ツアーをご案内します☺️

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