自分の街の妖怪
こんにちは。今日は自分の街のゆるキャラの元ネタである、「むじな」について紹介していきます。
むじなとは
むじなとはアラグマのこと。地方や時代によってはタヌキやハクビシンとも言います。
地域によっては人の3倍の速さで走ることができると言われていて、雷獣として落雷とともに現れる妖怪としても知られていました。
妖怪としてのむじな
むじなは人を化かす妖怪で、「狐の七変化、狸の八変化、貉の九変化」といわれるように、狐や狸よりも腕前は上手だとされています。
また、砂をかけたりするたわいな悪戯や、高僧に化けて犬に噛み殺されるなど、少しドジな妖怪として扱われています。ただ怖いだけではないようです。
むじなの特徴
むじなの化かし方には、田や道を深い川のように思わせる、馬糞をまんじゅうに、肥溜めを風呂のように思わせる、方向感覚をなくし、道に迷わせる、の大きく分けて3つあります。
狸や狐、むじなが人を驚かす時は、目も鼻も口もない妖怪である、「のっぺらぼう」に変化することが多いようです。
余談
悪いイメージのことわざとして、「同じ穴のむじな」というものがあります。違うように見えても、悪事を働く仲間であることの例という意味で使われています。
まとめ
むじなは人を化かす妖怪。怖いものもいれば、少しドジなものもいて、それぞれに個性がある。
むじなはのっぺらぼうに化けることが多い。
以上で紹介を終わりにします。
長くなりましたが、ここまで見てくださった方ありがとうございました。
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