貯金10万のシングルマザーが開業1年で満席サロンを作った方法

はじめまして。私は、4歳と3歳の年子姉妹を育てているシングルマザーです。

仕事はアイリスト。まつ毛エクステやまつ毛パーマをするお仕事です。20歳で上京し東京で4年、地元で4年、計8年程この仕事をしています。

離婚をきっかけに独立し、人口2万人の田舎町に2022年9月にお店をオープン。2023年9月にはご新規様をストップする程、たった一年で満席サロンを作りました。

田舎だからお店が少ないんじゃない!?と思いきや...

とても小さな町なのに、美容サロンは充実していて、美容室、マツエク、ネイル、エステなど周りにとても多いと言われている地域なんです。

そこに埋もれず、満席サロンを作れた理由は、

①価格設定
②お客様とのコミュニケーションの取り方
③他店との違い、当店の強みを具体化する

です。

まず、【価格設定】
私のサロンは家賃がありません。
おばあちゃんの家の一階を自分でDIYし、お店を作りました。
なので、賃貸で借りているお店に比べて経費がかからない。
そのため価格を最大限に抑えることができました。
価格が安いと、ケチらずにお金を使ってくれるので、次の来店サイクルも固定化してきます。
ただ、安すぎても商材は大丈夫なの?という疑問を抱く方もいらっしゃいますし、高くてもお客さんはなかなか獲得できない。
ちょうどいい塩梅は、他店の価格を調べて無理せずに続けられる価格を探すことです。

次に【お客様とのコミュニケーションの取り方】
マツエクをつけている間、目を瞑るので大抵のお客様は寝てしまいます。
なので、ネイルや美容室と比べてコミュニケーションを取る時間がとても限られています。

そこでわたしは、施術が終わった後に飲み物とチョコレートを皆さんにお出ししています。
そこで、お客さんとまつげの状態を話したり、他愛もない話をしてコミュニケーションをとっています。

施術時間にプラスしてその時間を取るので1人のお客さんの枠を少し余裕を持たせています。
それがなければもう1人、施術ができて売り上げが上げれるのにと思うのですが、それよりもお客さんとのコミュニケーションを取ることでお客さんとの仲も深まります。

沢山のお店に行きましたが、ほとんどのお店が施術後にお会計をしてすぐ帰るという流れです。
その中で少しプラスアルファお客さんに関わることで、他と違う特別感を得てもらえると思います。

最後に【他店との違い、当店の強みを差別化する】
例えば、安いからといっても商材にはこだわる。
そのこだわりをSNSを通じて積極的に発信する。
そして、個人店だからできる柔軟な対応。
1人のお客さんと深く関われることで、その方の好みの接客、好みのデザインを早めにキャッチできます。
前回の会話をカルテに書いておいて、次の会話に活かすだけでも【覚えてくれているんだ】という関心に繋がります。

技術職ですが、相手も人間です。
技術だけうまくてもなかなかお客さんは着いてこない。あなたにして欲しい!というファンを作る、それが成功に繋がると私は思います。

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