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標準誤差とは

いまさらですが、「標準誤差」について。 ↓↓の書籍を進めていくなかで、学びにつながった項目を一つずつ取り上げていきます。 「標準誤差」の説明がとても分かりやすかったので。まとめてみます。 標本データがある。本当は母集団(全購買者)のアンケート調査結果を得たい。 しかしそれは不可能なので、標本データ(一部のデータ)から母集団の結果を推定する。 標本データの平均値が4.38だったとする(100人分の値を合計し、100人で割った値)。 これは母集団のデータではない。 なのでこの

    • Tableauでは粒度を自在に操れる

      データ分析において、「4W」の「属性」と同じくらい重要な概念の一つが「データの粒度」です。「属性」がデータを捉える角度だとすると、「粒度」はデータをどこまで詳細にみるか、もしくは集約してみるか。つまり、データを”どの単位で見るか”を指しています。 売上データを、年単位で見るのか、もしくは月単位、日単位で見るか、といった違いになります。 「年・月・日で見ることに何も新しさはないのでは……」と思われるでしょう。 私がTableauに出会って、感動したのが、この粒度を自在に操れ

      • 4つの属性でデータを見る目が変わる

        大量のデータを前にしたとします。あなたはこれらのデータにどのようにアプローチしていくでしょう。 多くの人はデータの量や数値の大きさに注目するのではないでしょうか。グラフなどを作成したとしても表面的な読み取りに留まってしまっていないでしょうか。 これだけではデータの本質を見落としてしまっている可能性があります。 データ分析の世界の4つの属性データ分析の世界では、情報を「4W」で分類する方法があります。 When (いつ):時間 Who (誰が):人 Where (どこで

        • データドリブン:文化醸成に向けて

          誤解? 真実? 実態? データドリブン文化とは、組織内でデータを基に意思決定やビジネス戦略を展開するアプローチ。 近年、データ活用の重要性がますます高まっているというのに…… なんだろう…… データを真の意味で捉えて、これでデータ活用に向けた正しい行動・取り組みができていると言えるのだろうか、と疑問に感じる場面があるのです。 「データドリブン」……言葉だけが独り歩きをしてしまっているのではないか、という印象さえ受けるのです。 「データ活用しているよ。Excelで売上デ

        標準誤差とは

          「0からのTableau」連載開始!

          はじめにDATA Saber-Bridgeが始まり、2か月が経過。これまでTableau未経験ながらも、毎日最低2時間は手を動かし、なんとか 「技術力」試練のOrd 1~10 をクリア(定着しているかどうかは別の話です💦)。 ここまで来れたのも、「Saberになる!」という同じ目標を掲げ、歩みを共にする仲間がいたからこそです。朝会や勉強会で、皆さんとのディスカッションでお聞かせいただいた事例や現場のお話はとても貴重で、実務経験がない私にとって、Ordの各種課題に取り組む上で、

          「0からのTableau」連載開始!

          「週(日付)」"青"と"緑"の不思議

          初学者視点で、松島七衣さんの『Tableauユーザーのための伝わる!分かる!データ分析×ビジュアル表現トレーニング』から得られた驚きと発見を、綴っていきます! p.26「1.8 前週との人数増減」は、週単位でデータをリストするお題。 ここで不思議な操作が🤔 データを週単位で表示させるために、「日付」をメジャー (緑) 「週(日付)」で選択し表示 (図1左)。その後、「週(日付)」右クリックで [不連続]を選択することで、ディメンション (青) に変換 (図1右)。 あれ

          「週(日付)」"青"と"緑"の不思議

          tips:合計金額の同時表示

          各項目の金額と同時に合計金額も表示させたい 図1において、「合計(売上)」を複製(複製は、Ctrlキーを押しながら「合計(売上)」をドラッグしながら横にずらす)。 カード領域の「合計(売上)」の「色」から「出荷モード」を外す。 すると、左の棒グラフが売り上げ合計表示となる(図2)。 ★POINT:二重軸ここで、キャンバスの「列」にある右側の「合計(売上)」の▼ ⇒ [二十軸] を選択。 重なるとマークが [円] になるので、カード領域「すべて」を選択*して [円] ⇒ [

          tips:合計金額の同時表示

          DATA Saber :旅の始まり

          11月12日のキックオフをもって、90日間の旅が始まりました。Tableau のスキルを0から実践レベルまで身に付ける。そして、その学び得た知識を多くの人に伝えていく。それがこの3か月の旅の目的となります。 DATA Saber とは現代においてデータは欠かせないほどに我々に生活に様々な影響を及ぼしています。仕事においても積極的なデータ活用が今後の鍵を握ると確信がありながらも、身の回りに大量にあるデータをどのように扱っていけばよいのか、もどかし思いを感じていました。そこで出

          DATA Saber :旅の始まり