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【子育て】雨降り月曜日に感じる子供の成長 #136

未就学児がいる家庭にとって、雨降りの月曜日(と金曜日)は憂鬱だ。

お昼寝布団をはじめとする週初めの大荷物を抱え、自分の傘をさし、子供にも傘を持たせ(またはカッパを着せ、もしくは抱っこをして)登園しなければならない。

一気に登園の難易度が上がる。それが雨降りの月曜日だ。

昨日、久々に月曜日に雨が降った。

「あ~あ。」と思いながら子供を連れ保育園に行く。
荷物を降ろし、傘をさし、子供に傘を持たせて一緒に登園する。
そこで気づいた。「え?つらくなくなってる…?」

そう、子供の成長を感じるときはいつも突然だ。

娘0歳。お昼寝布団、オムツ、タオル、着替え、哺乳瓶。大量の荷物が詰まった大きなバッグを肩に下げ、娘を抱きあげ、傘をさす。
娘を抱き上げるまでに雨に濡れたくないので、傘に磁石をつけて車の屋根にぶら下げることが必須だった。肩が重い。

娘1歳。娘の重みが増す。だけどまだうまく親に上手にくっついてくれないので、抱っこのために両手が塞がる。ヒップシートを活用しながら、両腕に大荷物を抱えて傘を差し、登園。増した重みにフーフーと息が上がる。

娘2歳。娘が歩きたがるようになり、ハードルが一段とあがる。傘をさしたがるが、周りの車に当たりそうなので持たせられない。すぐにあれこれと意識が向くので駐車場から見えているすぐそこの保育園に中々たどりつかない。片手から娘という重みは減るが、疲れは増した。

娘3歳。イヤイヤ期の子供との雨の日の登園はなんと難易度の高いことか。絶対に傘を離さない。振り回す。注意する。泣く。かろうじて理性があるのか雨の日に地面で転がりまわることはなかったけれども、雨と荷物と娘のイヤイヤと。戦うものが多すぎて意識が飛ぶ。

そして娘4歳。私は娘の荷物をもち、傘をさし、娘が車から傘をさして降りるのを待つだけでいい。上手に傘を差し、まわりに当てるようなこともない。「わたしおねえさんだし。」といいながら、非常にスムーズな登園。私も濡れない。ああ、なんて楽なんだ!!

子供の成長を感じるときはいつも突然だ。
日々の連続の中、少しずつ成長しているはずなのに。

そして、気づくのだ。
こうして娘は私の手から離れていくのだと。
嬉し切なしRainy Monday。

それではまた、ごきげんよう。

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