#70【婚活】アプリで出会った男達/振り返らない男

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みなさんこんにちは。

婚活シリーズとして合コン・街コン、婚活パーティー、婚活アプリについてそれぞれ書いてきましたが、その中でもダントツ、「うっ」と精神的にきた男性たちと出会ったのは婚活アプリでした。

今日はその中の一人について書いてみたいと思います。

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これは、私がまだアプリに登録したての婚活初期の頃のお話です。

とある男性からいいねをもらい、メッセージでやりとりをするようになりました。
彼は私より数歳年上で県外に住む男性。
県外だと先はなさそうだなと思いつつ、練習のつもりでやりとりを開始しました。

当初は普通のやりとりだったのですが、だんだんメッセージを交換するうちに、彼が前のめりになってきているのを感じ、「ん？会ってもないのに？」と違和感。婚活末期の私だったらここでやりとりを中断していたのですが、婚活初期の初々しい私はそこで「いや、やりとりを続けてみないと人となりなんて分からない」と明後日の方向に前向きになってしまい、やりとりを継続してしまったのです。

そうしているうちに「自分がそちらに行くから食事でもどうか」と誘われ、まあ来てくれるならいいか～ということで会うことになったのでした。

初対面の場はとある居酒屋。
初めて会った彼は容姿としては普通だし、聞いてみると仕事もかたいし、条件的にはまずまず。
だけど、私としては全くときめくこともなく、容姿もどちらかというと苦手な方で、なによりすごく前のめりに褒めまくられるのがなんか嫌…会話の中で「もし結婚したら」なんてワードも出ていました。
はい、賢明な方ならここで次なんてないですよね。

ですが、初々しかった私（白目）は「自分が選り好みしているのかも」「これだけ言ってくれるのだし３回は会って判断すべき？」とまたもや明後日の方向に前向きに。

その場で次の約束をし、今度はまた私の住んでいる県内で、少し観光でもしようということになったのでした。

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２回目も彼がこちらの県に来てくれて観光に行くことに。
前回より心持ちツヤツヤして元気いっぱいの彼に対し、私の気持ちはずーんと重く、早く終わらないかなと思っていました（最低）。

そして、歩き出して５分くらい経った頃でしょうか、合流して１０分ほどだったと思います。
隣で彼がおもむろに背筋をピンっと伸ばしたのが視界に入りました。

「え、なにごと？」
と思ったのもつかの間、急にグリンっとこちらを向いて

「結婚を前提にお付き合いしてください！！！！」

と言ってきたのです。
こ、このタイミングでーーーー！！？？？？
まだ集合して１０分とかですけど？ここでNOと言ったらこの日この後どうする予定だったの？なに？え？

と頭の中はプチパニック。
ですが、告白されて感じたのは嬉しさより「無理…」という気持ち。
どうするかなと数秒悩み、ひとまず

「私はまだ付き合いたいと思えるほどあなたのことを知らないし、今日一緒に遊んだりしてもう少し知れたらと思っていた。」

と伝えました。
その瞬間、彼から表情が抜け落ち（怖い）漫画のように首をがっくり下げ（怖い）見るからに落ち込んでます～という様子に。
そして一言、

「帰る…」

私としても色々無理だなと思っていたので、「そうだね、帰ろう」と言って解散しました。

--完--

となると思いましたが話はここで終わりません。

その後、車に乗って家に帰ろうとしていたとき、携帯からピロンとメッセージを伝える音が鳴りました。
見てみると、彼から見るからに長文のメッセージが…

恐る恐る開いてみると、いかに私のことが好きだったか、先のことを期待していたか、結婚したらどんな家庭を築きたかったか、というようなメッセージがびっしり３スクロール分くらい…

ひえーーーーーーーーー

一気に鳥肌が立つ私。
更にその後、ポンっと追加のメッセージ。

「僕は今県境にいます。ここを越えたらもう振り返らないけどいい？後悔しない？」

きえーーーーーーーー後悔しませんどうぞ越えてくださいーーーーーーーーーーー

とは言えず、「今日はありがとうございました。大丈夫です。」とだけ返信。

その後、あちらからブロックされたのを確認して私もブロックして完了しました。

オンラインでのやりとりは、少しでも違和感を感じたらやめておきましましょうね☆ということを学んだ一件でした。

それではまた、ごきげんよう。