放っておいてほしい


何年か前、友だちと会うのがすごく億劫になった時があった。
LINEがきてるけど返す気にもならなくて
しばらく既読もつけなかった。

会うと自分の負の感情を伝染させてしまう気がしたし、
何も悪くない友だちにあれこれ思うのが嫌だった。

わがままなこと言ってるなぁって思うけど
あの時はほんまに放っておいてほしかった。

今、彼氏が音信不通で
半月ほど前に電話した時に
仕事でかなり疲れてる感じだった。

私に何かしてあげれることはないかな
なにか力になれることはないかな
少しでも頼ってくれへんかな

色々思ったし今も思うけど
私にしてあげれることは正直何もない。

何もせず、ただ、信じて待つ。

いろんな意見があると思う。
音信不通ってことは
もう冷められてるんじゃないか。
何のために待ってるのか、待つ意味あるのか。
実は他にいい人見つかったんじゃないのか。
さっさと次に行ったほうがいいんじゃないか。

別に彼から待っててって言われたわけじゃない。
落ち着いたら連絡するとか言われたわけでもない。

けど、別れたいって言われたわけでもない。

こっからは私の勝手な解釈やけど
今は放っておいてほしいんやなってことやと思って
トコトン放置するって決めた。

「放っておいてほしい」気持ちが
理解できないわけではないし、
状況が違えど私自身も放っておいてほしい
って思ったことがあったから。


決心が揺らぐことも余裕である。
「待つ」ことがしんどくて苦しくもなる。
泣きたくもなるし、泣くときもある。
愛情じゃなくって執着なんかもしれへん。

けど、どういう結果になったとしても
やり切りたい。


という不器用なアラサー女の独り言。




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