17歳!!!!

綿矢りささんの本を今までいくつか読んできてて、まだ読んでいなかった「インストール」を先日読みました。
これ17歳で書いたって驚きました。べつに若ければいいってもんでも無いし、「期待の新人・最年少」みたいな世間の売り出し文句のように言うわけじゃないけど、うん。凄いなと。同時に勝手に焦っている自分がいるわけです。これがあまりにも傲慢なのは分かっています。自分とは違うステージの人なのだと割り切るのが当たり前、割り切るというかそもそも作家として生きていこうとすら思ってないんだから純粋にその努力や才能を賞賛して「さて、自分はゲームでもやるか」なんてのが大半でしょう。
研鑽を積んで日々精進、日進月歩!!なんてやってるなら自分と同年代で偉業を成し遂げた人に対して焦る気持ちや嫉妬があるのも分かります。が、普段ボケ〜っと暮らしてるのに同年代のひとが頑張ってるのを見ると悔しく、焦燥感が一時的に訪れます。まぁ、すぐにその焦燥感は焦りながら私を追い越していき、置いていかれた私はまたのほほんと生きていくのですが…。

で、私と同じ年齢なんです。17歳。きっと大人からみたらそんな焦る必要ないって思われる。これから大人になるにつれこの焦りはますます増えていくんですかね。20歳でこの偉人は〇〇してる。25歳で彼は△△を発明したとか。

こんな急かされるのはインターネットのせいでもあります。ネットを見たらどの分野でも若い原石なんでザクザク掘り出し物大セール。
自分の興味無い分野でも勝手に嫉妬してしまうのは彼らが賞賛を受けているからで、自分は何か認められるものを持ってないからだろうと推察します。

17歳って一番いい年齢な気がします。素数だし。その前の素数は13だけど3ってちょっとお子ちゃま感があります。13よりは14の方がいい。14歳も17歳もどっちも2年生ですね。2年生って多分1番いい時期なのかも。
で、17歳で何が思い浮かぶかと言ったら米津玄師の「ゴーゴー幽霊船」の一節、「ちょっと病弱なセブンティーン」ですかね。米津玄師の名前のイントネーションについて言及したくなりましたがそれはまたの機会。

ちょっと病弱なセブンティーン

いいですね。多感な時期ということでしょうか。考察はしません。向いてないので。

あと浅野いにお先生(漫画家)は高校二年生で四コマ漫画が雑誌に掲載されたようです。17歳かは分かりませんが。

今日17歳になったわけでもなく、17歳はあと半年もないです。あと半年ほどで色んなことができるらしい。

とりあえずこの日記も焦って書き始めています。何に追われてるのか分からない。日々に追われるほど忙しい毎日でもない。
でも!
早く何者かにならなきゃいけない。若者あるあるなこの感情をいつまで持ってられるか。


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