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園芸あれこれ 社宅のお庭の思い出①

我が家の小さな庭でお花を沢山咲かせている

いつも私の周りには植物があった
小学校の4年生まで住んでいた社宅は
コンクリート2階建ての長屋のような建物で
各住居にお庭が付いていた


①社宅のお庭のこと


園芸好きな母が、荒れていた庭にいっぱい手を入れて
沢山の花を咲かせていた記憶がある
ハクモクレンの木が1本あって、そんなに大きなお庭ではなかったと
記憶している

そのころ覚えたと思うお花の名前
小学生が一般的に知っている
チューリップ・朝顔・たんぽぽなどではない名前
母から教えてもらったから記憶にあるのだろう

②”しらん”  


えっ?知らん? 正解は「紫蘭」
紫色の花をつける素朴な蘭
紫蘭の字を知らなかったから変な名前だなとずっと思っていた


紫蘭


紫蘭

とても丈夫で育てやすい紫蘭だが、近年の開発や乱獲で野生種の数は
激減してしまったようで、準絶滅危惧種に指定。
栽培に手間がかからないことから、ガーデニングにはよく用いられているが、自然界で育ったものを目にする機会ははとんどないみたい。
もし、自然で紫蘭を見つけたときは、そっと見守ってあげてくださいね。

③”百日草”

「科学の友」という雑誌だったと思うが付録に種が付いていた
それを捲いたらたくさんの花が咲いて
とっても嬉しかった記憶がある


百日草


百日草

今では園芸店に行くと、百日草よりも”ジニア”の名前が使われており
種類も大変豊富である
でも私の中では百日草と言えば以前の百日草である


ジニア

⓸”ホウセンカ”


ホウセンカ(鳳仙花)

「こうやって実を触るとはぜるのよ」
実に触ると、びっくりするくらい瞬時に種がはじけ飛ぶ


ホウセンカの実


ホウセンカの種

ホウセンカは最近あまり見かけなくなったように思う
2-3年前に種が売られていたので
買い求めてお庭に捲いたら
びっくりするくらい背が高くなって幹も太くなった

私が知っていたホウセンカが乙女なら
それは堂々たる体格のおばさんだった

⑤まとめ

私の園芸好きの原点は、この社宅のお庭のように思う
種をまいたら芽が出て花が咲く
当たり前のことのように思うが、ところがどっこい
何せ自然が相手 思ったようにいかないし、させようとも思わない
丹精込めて手入れさせてもらって、きれいなお花をめでさせてもらう
それで十分である

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