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【製菓留学】フランスの製菓学校「École Ducasse」とは?

私が通っていたのはÉcole Ducasseというフランスで名の知れた製菓学校です。世界中から多様な国籍の生徒が集まっていますが、日本ではまだ情報が普及していないのか日本人の生徒は少ないので、日本語で伝えられる情報をなるべく伝えられたらと思います。

École Ducasseとは?

フランス料理会の巨匠Alan Ducasseが設立した、フランス最大とも言える料理・製菓学校。2023年の最優秀料理・製菓学校として表彰されました。

キャンパス

Parisキャンパス

パリの郊外にあります

ENSP(École Nationale Supérieure de Pâtisserie)

Yssingeaux(イッサンジョー)という小さな町にあります
リヨンからイッサンジョーまでバスで2時間ほど

私はENSPに通っていました。
基本的に、ParisはCulinary(料理)、ENSPはPatisserie(製菓)やBoulangerie(パン)に特化しています。

コース

Bachelor (Paris)(EN)
3年(うち3×24週間のインターンシップ)
「料理 (Paris) (EN)」
「フランス菓子 (Paris) (EN)」

Career Changer
Essential, Diploma, CAPの3種類

Essential
2ヶ月で基本を学ぶ。以下の5つのコースから選べる。
「料理 (Paris) (EN/FR)」
「フランス菓子 (Paris/ENSP) (EN/FR)」
「チョコレート・砂糖菓子 (EN) (EN)」
「パン (ENSP) (EN/FR)」
「フランス・イタリア菓子 (ENSP, ALMA) (EN)」
(※ALMAというイタリアの料理・製菓学校との共同コースです。)

Diploma
4ヶ月のレッスン、2ヶ月のインターンシップ。
「料理 (Paris) (EN)」
「フランス菓子 (EN) (ENSP)」

CAP
6または7ヶ月のレッスン、2ヶ月のインターンシップ。
CAPという世界共通の資格を取ることができる。
「CAP フランス菓子 (ENSP) (FR)」
「CAP チョコレート・砂糖菓子 (ENSP) (FR)」
「CAP アイスクリーム (ENSP) (FR)」

料金

私の場合、概算すると

  • コース料金(学費、教材費、ユニフォーム・道具等、ランチ代、受験料100€):10900€

  • コックパンツ、コックシューズなど:約100€

  • アコモデーション費用:月450€×2=900€

  • 食費・生活費・娯楽費(イタリア旅行費含む)など:約1000€

  • 合計約13000€=約200万円

入学までの流れ

学校のサイトから資料請求の申し込みをすると、公式エージェントから連絡が来るので、指示に従って手続きを進めます。
ざっくり説明すると、

志望動機などの書類をメールで送付
オンラインでの面接
合格の通知が来たら契約書類へのサイン
アコモデーションなどについて学校とやりとり
航空券情報などを学校に通知
渡航(リヨン空港まで学校のバスが迎えに来ます)
みんなでバスに乗って学校へ。その日に学校の食堂でランチ。
翌日に説明会、道具などの受け渡し
いよいよ授業開始!

こんな感じです。
私の場合は、エージェントの方がとても丁寧にサポートしてくれたので安心して手続きを踏むことができました!

まだまだ載せきれていない情報もあるので、疑問などがあればコメントをいただけたら答えられるものはお答えします😀
次の記事では私が実際École Ducasseに通ってみた細かい体験談や感想などをお届けします。


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