薬草デビュー 37 ノブドウ 生薬名 茎葉は蛇葡萄(じゃほとう)根は蛇葡萄根(じゃほとうこん)性質は平 味は甘

北鎌倉ノブドウ

薬草の本「家庭で使える薬になる植物3集」より

ノブドウ   --リウマチ・神経痛・盲腸炎に

薬効
[1]ノブドウの当年の蔓をすり鉢で擂り潰し(ミキサーで)小麦粉を混ぜて酢で練ったものを布か、強い紙にのばして、リウマチや神経痛の患部に貼ると痛みが止まって治ること妙である。
これは盲腸炎などに貼っても特効がある。(💚☘️痛み止めの特効薬のようですね😍⤴️⤴️)
[2]突き目といって、田畑の草取りの際に、稲や麦などの葉先で目を突くことがある。このようなときには、この蔓の液を採って点眼すると非常に効果がある。
☘️💚🌿💚🌱🌿😆🎶⤴️⤴️

近所のノブドウ(今はもうない)

山形県西川町のふるさとチョイスさんから
ノブドウ茶のコマーシャルより

日本のどこの地方にも自生している野草「野ぶどう」。 当、山形地方では果実が毒々しいためか「ドスブンド」と呼ばれており、誰も薬草とは気が付いていない、知られておりません。

しかし、中国では漢方名「蛇葡萄(じゃほとう)」と称し珍重され、神経痛、瘍(日本では癌)に有効とされ、民間伝承の万能薬として愛用されております。

●野ぶどうの効能
野ぶどうは民間野草の中で驚異の効能の持ち主です。 
脂肪肝、肝硬変(肝臓の線維)改善が組織培養実験で立証されています。血流循環の改善や免疫力が高まることで糖尿、高血圧、腎炎、リウマチ、神経通、肩腰膝肘の痛み、手足のしびれ、不整脈、花粉症に有効とされています。また、低下した臓器の働きを良くすることで、毒素分解、血行改善、抗腫瘍作用等も実証されています。

※参考文献等 ・日本で野ぶどうについて記された本)
「磯崎常光、村上昌久 共著、薬草ウマブドウ、リヨン社1986年」
・野ぶどうについての記事 「獨協医科大学 中元隆明教授 野ぶどうエキスの生活習慣病に対する有効性を確認」 https://www.f-pw.jp/healtycare/nobudou.html

山形県西川町のふるさとチョイスより

熊本大学薬学部薬草園植物データベースより

薬効と用途

茎葉は慢性腎炎,肝炎,嘔吐,尿閉などに用いる.
根は関節痛に用い,煎液を服用,外用したり,つき汁を外用したりする.
熊本県球磨地方では,赤痢の予防,治癒のために果実を付けた蔓を玄関にかけるという風習があった.ノブドウの青い果実が盲人の目を連想させ,赤痢の悪魔が近づいたときに,悪魔に対して目が見えなくなるぞというまじないに由来する.この風習は平成初期まで盛んに行われた.

熊本大学薬学部薬草園植物データベースより

✨🍇✨最強の薬草かもしれないノブドウ✨🍇✨

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