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野草デビュー 181 ノゲイトウ

園芸種でも野生化した植物は野草デビューに加えています。
豆腐屋の植木鉢にニョキニョキ生えている花。

Googlelensでノゲイトウと出たのでみちくさ部さんに尋ねました。
お答えは「ノゲイトウかそれに近い雰囲気の栽培品種に見えます〜」

???栽培品種

豆腐屋のおかみさんは野草を教えてくれる先生ですが、脳梗塞で引退し店の奥に座っています。
「植木鉢にノゲイトウを植えたの?」と一本折って見せると、
「植えるわけないよ、勝手に生えてきたんだよ。切り花にして持っていきな」


ノゲイトウ野草デビューに決定!。10本ほど折って仏花としていただきました。
花瓶で生き生きとしています。長持ちしてありがたい。ケイトウって強いんだなあ。

翌週、豆腐屋さんに行くとさらにお花がついています。一本の茎からです。強い生命力。次翌週も咲くのか試したくて、全部折って頂いてきました。
ノゲイトウには悪いけど。

ノゲイトウ
ウイキより

写真はウイキよりお借りしました

ノゲイトウ(野鶏頭、Celosia argentea)は、熱帯アジア、インド一帯に自生するヒユ科セロシア属の一年草。
草丈は最大1m程度に生育し、日本でも関東地方以西の暖地では野生化し荒地や休耕地一面を覆う光景などがみられる。
園芸品種として「セロシア」という名称で鉢花や切り花として流通している。 

ノゲイトウ 分類
 界 : 植物界 Plantae 
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : ナデシコ目 Caryophyllales
科 : ヒユ科 Amaranthaceae
属 : ケイトウ属(セロシア属) 
学名 Celosia argentea 
和名 ノゲイトウ

 草丈は1m程度に生育し、先端に細長い花序を持ち、本州では7月~11月に開花しロウソクの炎のような形をしている。
花の色は赤・濃い赤紫色・ピンクから次第に銀色へと変化する。
花穂は槍のように尖っており、水分が少なくかさかさしている。
葉は細長い楕円形で、互生。
実は果皮の中に種子が1個入る胞果。
属名の”Celosia”はギリシャ語の「keleos(燃やした)」に由来するように、その花が焼けたように赤く乾燥していることによる。
種小名の”argentea”は「銀白色の」の意味。

草丈は通常30~80cmで、最大1m前後になる。

 盛んに品種改良され、近年は多くの品種が出回っているが、花穂がピンク色の原種のノゲイトウが日本でも関東地方以西の暖地で野生化しているケースも多く見られる。
ケイトウ属の植物は、アジア、アメリカ、アフリカの熱帯から亜熱帯に30~60種程度が分布するが、園芸植物として観賞用に用いられてきたのは、本種とケイトウ(C. cristata)の2種だけで、ともに高温と乾燥に強く、荒れ地でもよく育つ丈夫な性質を持つ。

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