薬草デビュー 19 タケニグサ(毒草)生薬名 博落回


タケニグサ葉っぱ裏は白い

北鎌倉で毒草と教えてもらったタケニグサですが、「家庭で使える薬になる植物」に毒草なのに薬として載っているのでびっくりしました。

(野草デビューは驚いてばっかり)😆

毒草なのに薬草とはこれいかに!って感じです。
それではタケニグサは何の薬なのでしょうか。

「家庭で使える薬になる植物」

薬効
①茎葉から出るダイダイ色の乳液をタムシ(田虫、頑癬)につけるとよい。
またイボにつけても効がある。

②茎葉を煎じた汁は植物につく害虫を駆除するのに使ったことがある

③便所に入れるとウジを殺すのに効果がある

注意⚠️有毒植物であるから、みだりに内服してはならない。

害虫駆除⤴️⤴️
殺虫剤⤴️⤴️
ある意味、薬なんですね。
グアバの木につくカメムシ退治に天然の害虫駆除薬使いたいけど
それでも作る気にはならない😖


牧野富太郎植物図鑑より

牧野富太郎植物図鑑にも載っていました。説明では最後に有毒植物であると記されていました。
本州、四国、九州の山野に普通な大形の多年草で直立し、黄褐色の汁液を含み、根は粗大でみかん色を呈する。
茎は粗大中空の円柱形で高さ1~2mに達し、ほとんど平滑である。
葉は有柄互生、円心臓形で切り込みがあり、裏面は白色を呈さ往々短毛がある。
夏、茎の頂上に分枝し多数の小花をつけ大形の円錐花序をなす。
花は白色で時に紅色をおび、長さ1cmで開花。
果実は幅が狭くて長い
長楕円形扁平。長さ2.5  cm
有毒植物である。


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