野草デビュー72 コブナグサ(No.91)北鎌倉野草観察会13

北鎌倉のコブナグサ

北鎌倉野草観察会で出会った里山保全会の方々が作業の休憩で座っていた近くに生えていたのがコブナグサでした。

保全会の方々と案内人のなな艸さんとの話題になったのが足元のコブナグサ。
これは黄八丈の染料なんだよと教えて頂いて、へぇー。

群生しているコブナグサの横に保全会の荷物

この草が明るい黄色の染料💚🌟⤴️⭐️
又一つ賢くなったかなと、うれしい野草の知識。
(黄八丈(きはちじょう)は、八丈島に伝わる草木染めの絹織物。 島に自生する植物の煮汁で黄色、鳶色、黒に染められた糸を平織りまたは綾織りに織り、縞模様や格子模様を作ったもの)

野草観察会は北鎌倉の台峰緑地です。環境が素晴らしくて野草好きにはたまらない。
里山保全会の努力の賜物でしょう。。

コブナグサと一緒にオオバコや細長い葉の野草も

コブナグサの説明
ウイキより

やや湿ったところに生える一年草で、田畑などにごく普通に見かけるものである。
名前の由来は、葉の形が幅広いのをフナに見立てたことからのものらしい。
大きな群落を作ることがよくある。
茎は地表をよく這い、よく枝分かれして、節ごとに根を下ろす。
匍匐する茎のあちこちから直立する茎を出し、高さは30cmからよく伸びれば50cmまで、多数の葉をつける。
葉は基部が葉鞘になり、先端の葉は幅の広い楕円形で、基部はハート形に茎を抱く。
葉身は緑色、やや硬くてつやがあり、縁は縮んだように波打つ。
葉鞘と葉身の基部には粗い毛が多数出る。
夏以降に花をつける。
花は直立する茎の先端からさらに抜け出し、その先端に数本の枝がほぼ掌状に分かれた形のものである。
ただし、それぞれの枝には小穂が密着するように着き、それぞれの枝はあまり広がらずに上に伸びるので、棒状の穂が束になったように見える。
小穂は薄い緑色のものから紫を強く帯びるものまでさまざま。
細い芒が出ることが多い。
北海道から琉球列島まで、ごく普通に見られる。国外では朝鮮、中国から東南アジア、
オーストラリアまで分布し、北アメリカには帰化している。
💚☘️💚ウイキ分かりやすい💚☘️💚

牧野富太郎原色学生植物図鑑より

至るところの田畑のうね・原野に多い一年草。
稲茎の下部は普通地上に倒れてほふくして節より髭根を下し、上方は斜め上或いは直立して高さ30~40cmに及び、痩長な数枚に分岐さる。
秋、枝端及び上方の葉わきに花穂をつけ、5~10、分岐し長さ3cmくらいで紫色をおびる。
葉は互生・披針状卵形・葉脚は稈(稲の茎)を抱き両面無毛・葉縁の下部に毛があり、葉鞘には粗毛を開出する。
小穂は各分岐の節毎に1個生じ、披針形・長さ約4mm・外穎(えい)は舟形でざらつき、内穎は膜質、内外の2稃は薄膜で小さい。
内稃は先端2岐し、芒は長さ外穎の約2
倍。
八丈島では八丈絹の染料として使われる
💚🌱☘️難しい漢字が多くて何が何だか分からない💚🌱☘️


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