野草デビュー 161 北鎌倉編 ダイコンソウ

うまく撮れてなくて残念なダイコンソウ

北鎌倉の野草観察会でいろいろな野草に出会ってきました。
残念なのは途中、倒木のために通行止めで先に進めなかったことです。(2日前は通れたそうで自然の力を感じました)
案内人のなな艸さんと野草・薬草話で盛り上がり、驚きの薬草体験談などを聞かせていただきました。

最後の頃に見た野草がダイコンソウでした。
?聞いたことがあるような
?はっきりしない
そうだ😃💡
誤解①😩ダイコンソウという名前は薄紫色の花を咲かせるショカツサイ(ムラサキハナナ)と間違えたもの
誤解②😩ダイコンの葉っぱと間違えたもの
ようやく本物のダイコンソウに出会った観察会です。🎵🌱😍🌱🎵

5弁の丸みを帯びた平べったい花びらが可愛い。イチゴのようです。
調べると牧野富太郎図鑑に載ってるし、家庭で使える薬になる植物にも載ってるし、中村臣市郎先生の投稿にもあり、

ダイコンソウについて知らないことばかりで😞💦💦

ダイコンソウ

牧野富太郎学生版原色植物図鑑
続野外植物編より

野山に生える多年草の草本。全体にあらい毛がちらばり高さ1mちかくなる。
根からでる葉は
羽状(複葉の一種で、小さい葉が中軸の両側につくもの。ふつう小さい葉は両側に対生して。そのかずは同じである)複葉をなし、先の葉が大きい。
葉の縁には、あらい切れ込みがある。
茎につく葉は、深く、または浅く、三つにさけることが多い。
托葉(葉柄のもとなどをよく注意してみると、一対の葉状片があることがある)は葉のようである。
夏のはじめ、黄色いはなが咲く。直径1~2cmで、数個が茎の小枝につく。
ガクは三角でとがり、外側に毛が多く、副がく(ヘビイチゴ・オランダイチゴの花にみられるようにガクの近くにしょうずる苞葉がつる状になったもの)もあって細く、ともに果実が実る頃はそりかえる。
花びらな5本で丸く、たいらに開く。雄蕊は多い。
牧野富太郎学生版原色植物図鑑続野外植物編より

ダイコンソウ
ウイキより

ダイコンソウ
写真はウイキよりお借りしました

ダイコンソウ(大根草、学名:Geum japonicum)はバラ科ダイコンソウ属 の多年草。

植物体全体に粗い毛が散生する。
茎は直立し、高さは25-60cmになり、上部はまばらに分枝し、分枝は長い。根出葉は羽状複葉で長さは10-20cmになり、頂小葉は特に大きく、長さ3-6cmになる円形から広卵形で、多くは3裂し、縁には低い鋸歯があり、側小葉は小さく、1-2対あり、小さな付属小葉片がまじる。
茎につく葉は、下部のものは3深裂し、上部につくものには切れ込みがない。基部に小さな托葉があり、縁に粗い歯牙がある。 

花期は7-8月。まばらに分枝した茎先に径約15mmになる黄色の花をつける。小花柄に短い毛が密生する。花弁は5個で平開し、萼裂片は5個で花時に下向きに反り返り、副萼片5個は萼片と互生する。
雄蕊と雌蕊は多数ある。集合果は径15mmになる球形で、痩果は紡錘形となり、先がS字状に曲がる。 

日本では、北海道南部、本州、四国、九州に分布し、丘陵地、山地の林下、谷川のへりなどに生育する。世界では、中国大陸中部にかけて分布する。 

和名の由来 

 和名ダイコンソウ は、大根草の意で、根出葉の小葉が大小交互してつくようすが、アブラナ科のダイコン(大根)の葉に似ていることからつけられた。


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