野草デビュー 166 北鎌倉野草観察会編 ホソバアキノノゲシ

細い葉っぱがきれいなホソバアキノノゲシ

ノゲシの仲間がいろいろあるなかで、中々会えないのが背の高いアキノノゲシ。
今年の野草観察会では新しい名前の野草ホソバアキノノゲシに会いました。
葉っぱに切れ込みがない、細い、茎を抱いてないということだそう。
    アキノノゲシと同じものとされています。植物の世界は同種同属でも多少の違いで名前がつくものもあれば、同じ植物でありながら葉っぱが全く違うのもあり、見分けが難しいです。

今回の野草観察会ではいっぱい摘むぞと意気込んで見たものの、初めて出会うものに感激して、写真を撮り忘れたり摘むのがもったいなかったり。
去年と同じ時期を選んだのに毎年の天候の違いで生えていたり生えてなかったりした今年の野草観察会でした。

ホソバアキノノゲシの説明
松江の花図鑑さんより

ホソバアキノノゲシは1〜越年草。
アキノノゲシの品種で葉の幅が細く、羽裂しないもの。
[アキノノゲシ] 日本全土の日当たりのよい荒れ地や草地などに生える。高さ0.6〜2m。葉は互生し、茎の下部の葉は長さ10〜30cmで逆向きの羽状に裂ける。茎の上部の葉はほとんどが全縁で小さい。茎を切ると白い乳液がでる。茎の上部に直径約2cmの頭花を円錐状に多数つける。頭花はふつう淡黄色、まれに白色、淡紫色で、昼間開き、夕方にはしぼむ。総苞は長さ約1cm。総苞片は覆瓦状に重なりあい、ふちは黒っぽい。そう果は長さ約5mmで、短いくちばしがある。花期は8〜11月。(野に咲く花) 学名は、Lactuca indica forma indivisa キク科アキノノゲシ属 

松江の花図鑑さんより
写真は松江の花図鑑さんよりお借りしました
写真は松江の花図鑑さんよりお借りしました

三河の野草さんより

アキノノゲシの葉が披針形のもの。葉が深裂せず、基部も茎を抱かない。最近ではアキノノゲシに含め、分類しないのが普通である。

三河の野草さんより


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