野草デビュー 76 ノジギク(野路菊)(No.95)


お豆腐やさんのノジギクはきれい

以前私が野菊に憧れてるってお豆腐やさんに話すと
「ほれ、そこにあるのが野菊だよ。持ってっていいよ」
😃✌️やったー
まだ花が咲かない時期に頂いて、一生懸命水やりをしましたが
秋深くになってようやく花が咲いたのを見ると
ちっとも可愛くない。
可憐でもない。
なんだかヒョロヒョロとしている。
あーあこんなの貰ってきて、場所とるばかりだからって、
放ったらかし。

私の植木ばちノジギク
背が伸びないからアシズリノジギクとまちがえられたりして

菊はお水がほしい植物なのに水やりを怠って私のノジギクは育たなくてヒョロヒョロのままです。
お豆腐やさんに行ってみると、ノジギクはいつもの年より華麗に咲き誇って

お花を摘んで

おお!
見事
ものすごく反省してしまったんです。
しかも香りが芳しい。
菊の香りではなくて
ジャスミン系

私のノジギクはかわいそう

私のノジギクの匂いを嗅ぐこともなく、今さらながら嗅ぐと良い香り。
ごめんね🙇💦💦ノジギクさん。
ノジギクを調べるとウイキになんと、牧野富太郎が発見し、命名したとある。すごーい。
ノジギク=野路菊=野菊!👍️
お豆腐やさんのいう野菊当ってたようです

それでは敬意を表して牧野先生植物図鑑からノジギクを説明します。

牧野富太郎学生版原色植物図鑑野外植物編より

ノジギク

本州中部から西部の海に近い山麓などに生ずる多年草。
茎は高さ60~90cm位で直立し、普通中央付近で三岐し、梢部に小さな枝を出し、丈夫である。
葉は柄があって互生し、卵円形で羽状に335深裂し、裂片の縁には少数の鋸葉があり、葉底は浅い心臓系をなす。
秋の頃、各小枝頭に径30cm位の頭状花1個づつをつけ、ほぼきぬがさ房状に配列する。
頭状花の周縁部は普通白色稀に帯黄色の舌状花で一列に並び、中央部は管状花で多数集り黄色を呈する。
総苞片は線形で細毛を密生する。
本種は学問上栽培菊の原種と認められる。
💚☘️🌿すごーい💚☘️🌿菊の原種😍⤴️⤴️


咲き誇るノジギク

ウイキより

ノジギク(野路菊、学名 Chrysanthemum japonense)は、キク科キク属の多年生植物。野菊の1種。牧野富太郎が発見・命名。

日本在来種で、本州(兵庫県以西)・四国・九州の瀬戸内海・太平洋沿岸近くの山野などに自生する。 

草丈は50cmほどで、よく枝分かれをして群落を形成する。
茎の基部は倒れて、上部が斜上することが多いが、傾斜地などでは懸崖状になる。
葉は互生し、長さ3-5cm、幅2-4cmほど。
形状は広卵形で、5(または3)中裂して鋸歯がある。
裏面に毛が生えており白っぽく見える。
短日植物で、開花時期は10月下旬から11月。直径3-5cmの花(頭状花序)をつけ、白色の舌状花と黄色の筒状花をもつ。
舌状花の形や数は、個体によってかなりの差が見られる。
咲き終わりには舌状花は赤みを帯びる。
種子は春に発芽し、越冬した茎からは新芽が出て大株になる。
小菊の原種の一つ。イエギクの原種とも言われたが、在来種で中国には自生していないことから、この考えは否定されている。 リュウノウギクやシマカンギク などと形態が良く似ており、ノジギク(2n=54)はリュウノウギク(2n=18)とシマカンギク(2n=36)の雑種ではないかという研究がある。
また、シマカンギクと交雑することが確認されており、遺伝子汚染が危惧されている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?