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海外よもやま話(ドイツ編2)

よもやま話ドイツ編の2回目です。
1回目は最も印象に残った「しくじり」を書いてみました。
今回は初海外出張だったドイツ編の全体像を書いてみます。

上にも書きましたが、ドイツへの出張が初の海外。そこに加えて滞在3か月という条件付き。
マジすか・・ハードル高い・・
救いだったのは先発隊数名が現地入りしており、筆者はその2か月後くらいの後発組でした。
とはいえ渡航は一人だし、やはり不安しかなかったですね。
今思い返すと、色々と厚遇されていたので最初にして最後の好条件の出張でした。

アラウンド ザ ワールド

まず航空チケットが日本とドイツの往復ではなく世界一周チケットというしろもの。
当時は「スゲー!」という驚きと「世界一周?ナニソレ」という不安と困惑が混ざっていましたね。
なんでそんなチケット?と疑問がよぎりますが、普通のビジネスクラス往復より安かったとか・・

ビール大国

ドイツ=ビールのイメージ強い人多いのでは?正にそのとおり!
筆者はお酒に弱いので沢山飲むことはできませんが、周りの人は浴びるように飲んでいましたね。しかも毎日(笑)
最初は普通のビールを飲んでいましたが、途中からフルーツフレーバーのビールを見つけて、そこからお気に入りに。
他にもビールをスプライトで割ったのもあったり、お酒に弱い筆者も楽しめました。
何より凄いのは、いわゆる地ビールだらけってことでしょうか。
大手メーカーのビールもありますが、ちょっと大げさに言うと、レストランやバー毎にビールの銘柄が違うのです。
必ずコースターが出てくるので、持ち帰ってコレクションにしていました。

あと、比較的お手軽に入れ、週に何度も利用していたお店があったのですが、ある日ビール醸造場所の見学をさせてもらったことがありました。
なかなか貴重な経験でしたね。
そうそう、ご存じの人も居るでしょうが、ビールグラスに線が入っていて泡無しでその線まで注がれていないとダメ。泡は線より上。泡だらけで中身が少ないなんてことは無いのです。

ちなみにビールより水やソフトドリンクのほうが高かったです。今もそんな感じなのでしょうか。

ホテルとタクシー

3か月の滞在とはいえ、宿泊はホテルです。
部屋には簡単なキッチンもありましたが食事は外食。ほぼ毎日ホテルからタクシーで町まで移動。(歩くには距離がある)
着いてすぐは部屋番号を伝えてカギを受けてっていましたが、毎日顔を見ますからね、しばらくすると顔をみるなりカギを出してくれ、最後は人数分のカギを籠に入れて自分で取りなさい なシステムに(笑)
タクシーも毎日使うので顔なじみの運転手さんも出来たけど、なかにはわざと?遠回りしてメーターを稼ぐ輩もいましたね。こっちは道も分かっているけど言葉で伝えられないジレンマがあったのは悔しいですよね。

夏祭り

筆者が滞在していたのは6月から9月。季節もちょうど良い時期です。
緯度は高めなので夏は陽が落ちるのも遅く、夜8時を過ぎるとようやく薄暗くなる感じでしたね。
8月だったか、まだまだ夜も暑いころ、街の様子が賑やかな感じ。何かと思ったら夏祭りの様子。
色々と屋台が出ていて見ているだけでも楽しい。
中でも目立っていたのは移動遊園地が来ていたとこでしょうか。
観覧車、ジェットコースターなど規模は小さめですが移動式って考えると十分立派。小さな子供でも楽しめそうだね~
・・なんて、ふとジェットコースターの足元をみると
・・・!
置いてあるだけ!? 何も固定してないんですけど!!??
ま、まぁ安全なんだろう・・けど・・これを見た後に乗るのはスリルがあるなって思いながら・・・乗りませんでした。

ワイン祭り

夏祭りも終わって少し過ぎ、夜になると肌寒く感じる頃に再びお祭りの雰囲気。
聞くところによると今度はワイン祭りらしい。
屋台がたくさん並んでいて、試飲しながら散策、お気に入りを見つけたら購入という感じで、夏祭りの賑やかさとは違い少し大人な雰囲気漂うお祭りでしたね。
筆者もお土産に貴腐と白を買って日本に送った記憶が残ってます。

観光

基本的に土日は休みでした。それを利用して、定番のライン川下り、ノイシュバンシュタイン城をはじめ色々行きました。
国境超えてスイスにも。
・・・ですが・・・時間が経ち過ぎてうろ覚えです。
今ならスマホがパンパンになるくらい写真撮ったり、SNSにちょこっと上げたり出来るのにね。

地球一周

長いドイツ生活(仕事)も終わり帰国の時期がきました。
最初のほうに書きましたが、後戻りできない世界一周チケットです。
帰りはアメリカを経由しなければなりません。
当初は一人で帰路に就く予定でしたが、予定が変わり二人になりました。
お相手は、ベルリンでしくじったAさんです。
Aさん、英語は堪能なので強力な味方ができた筆者は一安心。

仕事は終わりましたが、帰国はまだ先。
アメリカ編に続きます。




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