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【読書論】赤線ひくの手前すぎない?

どうも、新山タカです。

前回YouTubeの台本作りについて考察した際、
YouTube動画においては
いかに視聴者の早期離脱を防いで
視聴維持率を高いまま保てるかが
動画作成の重要な戦略のひとつになっていることを紹介しました。


面白くないと思われると
多くの人が15秒以内にほかの動画に移ってしまいます。
多くのYouTuberがこのテーマについて語っていました。

これはほかのコンテンツにおいても
言えるのではないかとふと思ったわけです。

そのきっかけは書評をしようと
ブックオフで本を探していた時のこと。

同じ本が3分の1で売られていて
安いほうがいいので安いほうを買ったのですが
片方が安い理由は赤線が引かれていたことにあるようです。

問題はその赤線がどこにひかれていたか。
その本300ページほどなんですが
なんと7ページと8ページでした。
それ以降何の書き込みもありません。


300ページの本で8ページで離脱すると
8/300=0.026=2.6パーセント

YouTubeの10分(600秒)の動画で15秒で離脱すると
15/600=0.025=2.5パーセント


赤線がひかれたところで読むのをやめたとは限りませんが
本を読むのには相当気力がいるので
早々に読むのをやめて積まれたままになっていそうですね。

アナログの世界では見えてこなかった情報が
デジタルの世界では明らかになったといえます。


以上YouTubeの考え方は
書籍などほかのメディアにも生かせるかもしれないという話でした。



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