盲ろうの世界へ
手話技術も伸び悩みながら、ろう者との壁を感じながら手話通訳を長年続けていました。そんな中、再び転機が訪れたのです。
ある時、友達から盲ろう者支援をやってみないかと誘われました。いくら手話通訳をしていても、盲ろう者の支援となると敷居が高いのは想像出来ます。でも、私は二つ返事でOK!すんなり受け入れました。
手話通訳を始めた頃、盲ろう支援を経験していたのです。その方は全盲ろうでコミュニケーションは触手話でした。その時は訳もわからず必死でした。
そんな経験があってこそ、なんの抵抗もなく盲ろうの世界へ入れたのです。経験がなかったら、盲ろうの世界へ入っていなかったかもしれません。その時、コーディネートしてくれた方に感謝です。
でも、人と人との出会いって不思議ですね。盲ろうの世界に入ってみると、思いがけない人が待っていたのです。
つづく
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