読書日記꙳☄︎2023.8.21
最近、岡本敏子さんのことばが氣になって、氣になって。
というのも、『奇跡』という小説を読んだからなんだけど。
敏子さんのことばにもっと触れたい!浸りたい!
と思って、お迎えした1冊です。
『愛する言葉』岡本太郎 岡本敏子
まっすぐな、ともすれば、まっすぐすぎることばが並んでいる。
とても力強くて、とても繊細で、とても真理。
心に残ったことばをいくつか。
……
“なによりも、いまが大事なのよ。
いま、この瞬間に全存在がパッと輝くの。”
“恋愛というものは、まったく‘無条件’なんだ。”
“子宮の中にくるみ込んで、あっためてあげたい。”
“いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。”
……
太郎さんと敏子さんが会話しているような、そんな錯覚におちいる本。
『奇跡』を読んでたからか、おふたりのことばが、より深くこころに沁みわたった。
何度でも読み返したくなる、いやたぶん、幾度も読み返すのがもう分かっている、そんな1冊です。
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