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【映評】マイケル・ムーアの世界侵略のススメ
この作品は「ボウリング・フォロー・コンバイン」や「華氏911」などアメリカの政治を批判してきたマイケル・ムーアによるものである。彼は国防総省にかわって自らが侵略者となり、世界各国へ出撃することを提案し世界の幸せの形を盗み、アメリカに持ち帰る。
マイケル・ムーアがイタリア、フランス、スロベニア、フィンランド、ドイツ、ポルトガルなどを訪れ、自らそれぞれの国の長所を盗み出していく。
日本人にも刺さる内容であったと思う。
特に、アイスランドが印象的だった。
アイスランドは、ジェンダーギャップ指数1位を取り続けていて、世界初の女性大統領を生み出し、企業役員の40%を女性が占めている。
「どれだけお金を出されても、アメリカにす住みたいとは思わない。仲間であるアメリカ人を差別している。国民みんなで助け合うべきなのに」
女性経営者が言った言葉だ。
自信に満ちた佇まいが頭に焼き付いている。
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