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保育園児と未就園児の公園事情

最近気づいた午前中の公園事情。長女、次女のときは感じなかったのに、活発な3女を育てていて分かった話。

活発で外で遊ぶのが大好きな3女。小学生の姉たちの見送りに自分も外に行くと言い、一緒に外に出る。が、そうしてしまうと最後。そのまま見送り後、お散歩からの公園遊びにまで付き合わされる。

朝の8時過ぎ。まだ通勤、通学の人達が歩いている時間だ。公園に行くと誰もいない。嬉しそうに遊び出す3女。8時半を過ぎてくると1組、2組と数は少ないが未就園児を連れたママが集まってくる。

すぐに話しかけてしまう私は、「いくつですかー?」「1人っ子ですか?」などど話をしながらすぐに打ち解ける。最初は警戒していた子供たちも徐々に打ち解け子供同士もお互い気にかけながら遊んでいる。

1時間近く経つと、すっかり馴染み、自分の庭のように遊び出す我が子たち。すると賑やかな子供の声が聞こえてくる。

保育園児たちである。先生に引き連れ、ぞろぞろと歩いたりカートに乗ったり、10人弱のコたちがやってくる。
事態は一変。我が子たちは、自分の庭に急に自分と違う人種が来たような違和感を感じ、固まるのである。保育園のコたちは動じない。砂場やら遊具やらあちこちに散らばり、遊び出す。

私も最初の頃は驚いた。保育園のコたちのパワーというか、気持ちの強さというか、集団生活をしているコたちとの違いをはっきりと感じた。集団対1のような気分になり、娘も何か感じとったのかすっかり怖じ気づいてしまった。他の未就園児たちも、ママにべったりになったり、ただ保育園児のパワーに負け、それを眺めているだけだったりする。
そのうち、未就園児組は徐々に帰っていってしまった。私達も帰ることにした。

翌日、同じ時間に別の公園に行ってみると、やはり同じ流れで公園遊びが繰り広げられていた。
なるほど、と思った。10時までは未就園児、それ以降は保育園児、という流れで公園を利用すると、お互いにストレスなく遊べるのか。一緒に遊べればそれに越したことないが、どうしても未就園児は母親と2人で過ごしてきた時間が多い分、集団のお友達と馴染みにくい。性格もあるだろうが、うちのコにとってはその方がいいのかもしれない。

ただ、毎回毎回、私とふたりきりで遊び、保育園児が来たらサッと引くのもどうかと思い、最近は時間が一緒になるときがあったら、保育園児や保育士さんに声をかけ、お友達だよーっと馴染んでいけるようにしている。

みんなで遊び、成長していく場所。そこをどううまく共有していくのか。早朝の公園にもいろんな思いが詰まっていた。

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