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【F1】オーストリアGP事件簿

先日、F1オーストリアGPが開催され、ジョージ・ラッセルがキャリア2勝目を挙げましたね。
Race Highlights | 2024 Austrian Grand Prix←公式ハイライト動画

今年のオーストリアGPは何と言ってもフェルスタッペンとノリスの接触ですね。
これまで仲が良かった二人の接触&クラッシュで遺恨が残らないか心配です。

オーストリアGPが開催されるレッドブルリンクは過去にもドライバーやチームで遺恨を残すような事件がよく起こっている印象があります。
そこで、今回は過去のオーストリアGPでの事件を挙げてみようと思います。


1.2002 オーストリアGP
まずは、2002年のオーストリアGPです。
遺恨とは別となりますが、2002年は佐藤琢磨の大クラッシュがありました。
かなりひどいクラッシュでしたが、その後のキャリアに影響がないのは幸いでした。
このレースの終盤、トップを走るフェラーリのバリチェロにシューマッハを先に行かせるようチームオーダーが出されました。
結局、ファイナルラップのチェッカー直前でバリチェロはスローダウンし、シューマッハが勝利しました。
ドライバーは二人とも不服そうな顔、表彰式ではブーイングがされる中、シューマッハがバリチェロを一位の台に上げました。
フェラーリとして、シューマッハを優先的に勝たせるという考えが表れ、バリチェロがセカンドドライバーとして考えられていることが表面化した出来事だと思います。

2.2016 オーストリアGP

Rosberg And Hamilton Clash On Last Lap | Austrian Grand Prix 2016←YouTube公式動画

2016年は、ファイナルラップにメルセデスのハミルトンがタイヤ戦略の異なる同じくメルセデスのニコ・ロズベルグをオーバーテイクする際に両者が接触しました。裁定はレーシングインシデントでしたが、2014~2016年のハミルトン VS ロズベルグを象徴するひとつの出来事となりました。

3.2019 オーストリアGP
2019 Austrian Grand Prix: Race Highlights←YouTube公式ハイライト
2019年は第四期ホンダの初優勝レースとして有名ですね!
このレースは、スタートで出遅れたレッドブルのフェルスタッペンが終盤怒涛の追い上げでフェラーリのルクレールを追い詰めますが、ターン3で接触してしまいます。
こちらもレーシングインシデントとなり、フェルスタッペンの優勝となりましたが、フェルスタッペンと仲の良かったルクレールはこのレース後、フェルスタッペンの
SNSのフォローを外していました…

まとめ
少しだけ過去のレースを振り返ってみましたが、コース特性上なのか、ターン3での接触が多いように感じました。
今回のクラッシュについて、インタビュー内でノリスはフェルスタッペンが責任逃れをするならリスペクトを失うと言っていますが、まだ、許す余地を残しているあたりノリスは優しいなと思いました笑
F1では、ナイスガイはチャンピオンになれないという声もあるなかこれから、ノリスがチャンピオンを目指す過程でナイスガイのままでいられるかに注目ですね。
オーストリアでの接触で友情にヒビ? ノリス、フェルスタッペンが責任逃れをするなら「リスペクトを失う」
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