wbc映画？
アメトークを観てたらWBCのCMが流れた。へー振り返るんやとかって見てたら「映画」って表記が見えた。
映画か、いつの間に作ってたんだか、まあ見ないけど…などと思っていたが良く見たら選手本人たちが映っていた。
ああドキュメンタリー映画ってヤツか、と思い一応録ってみた。
って感じで録ったヤツを観ていくと
「改めて観ると、佐々木くんの大会だったなー」
少しして「村上様の大会だったなー」
そして最後には「やっぱオオタニサーンの大会やったなー」
とコロコロ変わっていた。
『準決勝のメキシコ戦』。
2回に佐々木投手がピッチャー返しを腹に喰らうというアクシデントが起こった。
トレーナーたちが「肋骨？ 骨じゃない？」
「骨じゃない、腹直筋だ」とかのやりとりをしていた。
素人目には痛いやろうな可哀想にとかいう薄っぺらい感想しか出てこなかったのだが、なるほど骨だったら大変なことやなと、真っ先にそこを心配するとか流石プロやなあと感心してしまった。
4回ウラ。先頭の岡本選手がフェンスオーバーの大飛球を放ったのに、左翼手のアロサレナにもぎ取られてしまった。
ホームランボールを奪って仁王立ちの当のアロサレナ外野手は飄々としているというか、「取りましたけどナニか？」みたいな人を喰ったような表情をしているように見えた。そういえばあったわこんな場面wと少し笑ってしまった。
振り返ってみれば、この野手のこのプレーによって岡本選手は3試合連続HRを逃す形になったんだなあ、とタラレバを思ったのだった。
7回ウラ。吉田選手の劇的な3ランで同点に追い付いたのに
8回オモテ。アロサレナがツーベースを放ち、勝ち越しのホームまで踏むという大活躍もあって、終盤に来て5対3とキツイ状況に追い込まれてしまう。
佐々木、山本という豪華リレーで4失点というレアな展開てんこ盛りの現象を目撃しつつという8回ウラの攻撃。
ベンチで「行くぞー、行くぞー！」と歩きながら笑顔の大谷選手のメンタルたるや…
窮地に追い込まれて重苦しい空気に包まれてもおかしくないだろうに「行くぞー準備してー」と、むしろ空気が軽くなるような凄い働き、頑張るのは観客の前だけでは無いんっすね。
そして8回ウラ。
ノーアウト1・2塁で、バッターボックスに立つのはバントの名手の源田選手。しかし、1次ラウンドの第2戦で小指を骨折したからという訳でも無いのでしょうが送りバントを2回失敗し追い込まれるなか、栗山監督の一貫したバント指示に応えてスリーバントを成功させて1アウト2・3塁に！
これを代打山川選手の犠牲フライで5対4と1点差まで迫った。
そして9回ウラ。
先頭の大谷選手のヘルメットをかなぐり捨ててのツーベースヒット後の両腕振り上げての盛り上げ、ナルホドこら映画やわ。
そして次の打者がフォアボールを選んで、ノーアウト1・2塁となったところで打席に立つのは、
前日のイタリアとの準々決勝5回に、同じく1・2塁の場面で左中間にタイムリーを放ち復調の兆しを見せる村上様。
そしてそして、まるでリプレイでも見るかのように左中間へのタイムリーヒット、これで同点か！？とも思われたその刹那、1塁の代走で出ていた「秘密兵器・周東」選手が俊足の大谷選手を追い抜きかねないような速さで直ぐ後ろに迫りラクラクさよならのホームを踏むという大殊勲により日本は決勝の切符を手に入れたのでありました。
引き揚げてくるアロサレナ選手の顔は、「こんなプレーされたら仕方がない」とでも思っているかのようなサッパリとした表情に見えた。
が、その引き揚げるアロサレナ選手をアップで捉えているカメラをいつまでも流しているテレビの品性って、いつもながら悪趣味だなあっと苦笑いを惹起させられた。
なんか観終わってフトあれ某西武のバッターは？とか気になってしまった。風の噂程度で何の事かサッパリ分かっていなかったので改めて検索とかしてしまった。
ただ、改めて見たらちゃんと(？)出てたし、大活躍した沢山の選手たちと大差の無い扱いと言えなくも無い取りあげられ方なようにも思えた。嫌疑不十分となったのが効いたのかな？
最初、テレビ朝日はアメトークで慣れたもんだから ”居なかったことに”しようとしたのかなとかって勘ぐってしまった。
ところで、ドームで岡本選手がHRを打ったときのスタジアムの歓声が、何だか高速道路のトンネルを走行してるときの騒音に似ているなって感じた。
屋根付きで密閉された空間での大音響だからかな？
しっかしWBCって今年の3月だったんやっけか？、もう遥か昔に思えるなあ…。
余話
下書きの欄に保存1時間前とか2日前とか表示されてるトコロがあるのだが、この記事は3ヶ月前とあった…
みたら12月18日となっており、番組の方は12月16日のだった。
今さら上げるのはどうなんやろうと思わなくもないのですがハードディスクを少しでも整理しないといけないコトになって来ているしせっかくだし、などとうだうだ思いつつ上げることとしたのであった。