ダンス通信…Vol.6012
春宵の…
まもなく月も満ちる頃…
こんなお話いかがでしょうか…
徒然ダンスなるものに…Ep.12ふるさとの昔語り(2)
天霧の山城が攻め落とされて…
落人方が散り散りに…
落ち延びた先の…
村のひとつが我らの故郷…
…それはそれは美しい…
玉織姫と呼ばれるお方がおられたとか…
そのお方をお守りして…
陰の如く寄り添った方がおられたとか…
その村の先の入り江から…
村人の助けを借りて…
舟を漕ぎ出し…
…島伝いに…
瀬戸の海を逃げ延びて…
海賊の助けを借りて…
遠くの国へ渡った方がおられたとか…
…戦人を弔うため…
弁財天様をお祀りし
…太鼓を打ち…
…獅子を舞い…
今に繋がる獅子舞の
…一番太鼓…
その…
響きの…
始まりの物語…
気の早い夏日がちらほら…
何もかもが駆け足で…
走り出すようです。
…恋文…のようなもの…
まあ…
ごらんなさい…
この笑顔…
あなたに会える…
それだけで…
心と身体が凛として…
気持ちが…
すっと前を向く…
あなたの頑張りが…
眩しくて…
並んで…
前を向くのが
楽しみで…
元気でいてくれて…
ただ…
それだけで…
ありがとう…
そろそろ月も昇る頃…
皆様…
どうぞ良い夢を…
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