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クラスターポイントについて

【クラスターポイント①】

クラスターポイントとは、複数のテクニカル指標が重なるところのことです。 水平線やトレンドラインを引いていると、「すごく集中して重なるところがあるな」というところを見つけることができます。

そういったところは全世界のトレーダーが注目しているポイントになるので、すごく重要なところになります。
目立った戻りや止まったラインを探して、そこにフィボナッチを引いてみましょう。 重なったところを赤いラインで引いてみました。

実際にこの重なった箇所で何回か下値を支えたり、上昇を止められたりしています。 「ここは割と意識され、押し目買いや戻り売りを仕掛ける目安にもなるかもしれない」と見ることもできます。

【クラスターポイント②】

今回は上位足で考えていきます。

「マルチタイムフレーム分析」

簡単に言うと、短期足よりも長期足を重視しましょうという考えです。
上位足(長期的なチャート)と下位足(短期的なチャート)のクラスターポイントの方がより強力なポイントになります。

まずは上位足である週足から引いてみます。
上昇トレンドが始まったところでフィボナッチを引いてみると、38.2%が直近のレジスタンス・サポートラインになっています。

次に、下位足である日足から、下落トレンドに合わせてフィボナッチ
を引いてみます。

週足、日足で引いたフィボナッチが重なりましたね!
「この重なったところは結構重要なラインだな」という分析をするのが
クラスターポイントです。

MTF分析を踏まえたことによって、さっきより強力なポイントを把握することができます。

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